職場環境がひどいのではなくて、仕事柄生じるストレスがひどいんです。 弁護士が主に接するのは法律トラブルを抱えストレスに満ちた顧客、交渉を難化させる相手方、そして権力を持っている警察、検察、裁判官。 顧客は法律トラブルという非日常のストレスを抱えており、それをぶつけられる相手がおらず弁護士に全てをぶつけてくるため常に理不尽な要求を突き付けられているようなものです。 (そもそも法律家に依頼しなければいけない=ふつうに解決できない難しい問題なので、ストレスを抱えているのは当たり前ですが…) また、警察官のように武道の訓練をしているわけでなく、民間で事務所を開いているため逆恨みで殺された弁護士だって結構います。(過去何件も実際にニュースになっています) また、弁護士は法律の専門家といえ、実際のところ警察のように逮捕権があるわけでもなく裁判官のように裁く権利もなく、交渉のプロといえなんでも思いどおりに出来るわけではありませんから、思い通りに職務遂行することは非常に困難です。(法律の知識はあっても決定権はないようなものです) そんな中、たとえ顧客が正当な希望を出しても、うまく行くかは断言できず、あるいは法解釈が分かれる場合はどうすることもできず、交渉ったって解決に半年~1年なんてざら。 おかしいこと理不尽なことがあっても弁護士に許されているのは書面を送るのがせいぜい。 そんな現実を顧客に言えば、通常ブチ切れられます。 また、依頼したら後は何もせずほっておけば良いと勘違いしており、連絡不通とか協力しない顧客も多い。 それに弁護士になるための学費で借金かかえたまま、働き口がない弁護士も多い(年間の司法試験合格者数が増加したため) そんな現実があればうつ病を発症しても仕方のないことです。 なので、職場環境が悪いとは一概に言えないと思います。
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