「中小企業、零細企業」かつ「事業がうまくいっていない」会社の社長ってどんなことを考えているのでしょうか？

Question

「中小企業、零細企業」かつ「事業がうまくいっていない」会社の社長ってどんなことを考えているのでしょうか？事業がうまくいっていない、というのがポイントです。
┗・資金繰り
┗・いかに人員を削減しようか
┗・優秀な人材を獲得するためにはどうしたらいいか
などなど。
もちろん事業内容によると思いますが・・・・

また、困っている社長（社長でなくてもそれに近しいポジションの人）がたくさん集まっているプラットフォーム的なwebサービスまたは、登録しているメルマガなど、「集まっている」ところがあったら是非ご教示頂ければと思います。

Answer 1

私の親類に「社長」がおりましたですよ。今は、自己破産して家財も何も無く、家庭も崩壊して、愛人の家に居候しておりますですが。

資金繰りが厳しくなり、倒産かも知れないという考えが、頭を過ぎり出し、それが現実的に間近となってきていた頃、考えていたことは、自分の財産を如何にして「他人名義に書き換えるか」という資産隠しと、他に金を貸してくれる銀行「類」は無いだろうかということのみだったそうにございます。従業員の優劣など、そんな事を考えている段階は過ぎていたのでございますね。人員削減など焼け石に水だったそうにございます。新たに人を雇うという事は全く考えの中には無かったそうでございます。
ちなみに、銀行類と言いますのでは、普通のまっとうな銀行からは、もう借金が出来ない状態にあったために、裏金とか町金とかの事にございますね。ただ、さすがに「手数料１０％引き、仲介料１０％引き、保証金１０％引き、利率年利３０％（但し、一月複利計算）」と聞いて手出しはしなかったそうにございますが。
これ、お判りにございましょうか？仮にですが、１００万円を借りるとした場合「１００万円が元本として、用意されます」ですね。とりあえずテーブルの上に相手が１００万円を用意してくるのでございます。
そこから、貸主の手数料・事務経費として１０万円を引き、金を用意してくれた方への仲介料として１０万円を引き、保証人など引き受けてがいませんので保証金として１０万円を引く。その時点で３０万円が無くなります。
残りの７０万円を受け取ることになりますですが、あくまでも、借りたのは１００万円、それが一月複利でございますため、概算で２５０００円程度ずつ毎月増加していく計算になりますですね。一年目はですが。
もう、完璧に返済するのは無理となりましょうね。
まあ、これは余談にございますが。

で、現実に、手形が一回目の不渡りとなり、その一回目の不渡りを出さないように資金繰り（親類縁者からの借金も含めてですが）してていたために、もう、二回目の不渡りは救う手立ては無しだったそうにございます。
勿論、それよりも、かなり前に自宅の土地には抵当権が設定されておりましたですし、会社も同様。
二回目が不渡りになるという情報が飛んだのが１８時頃だったとか。その時点以降、債権者がドーッときて、何も知らずに、残業していた一部の社員たちは戸惑うばかりだったそうにございます。
明け方までには、資産と言えるものは、ほとんど無くなっていたそうにございます。
そして、９時頃とか申しておりましたが、裁判所の事務官の方が来られて、税務署からの申し立てで差し押さえの札を張っていったとか。

それでも、一部の資産は駅のコインロッカーに隠して、そのキーは、自分の靴下の中に入れて隠していたそうにございますよ。そうゆう点は頭が回るのでございますね。やはり、社長ともなる方は。ただ、その金も、従業員への未払い賃金として残っていた社員に分け与えたために、まあ、当座の食い扶持程度は何とか残ったそうにございますが、奥さんは子供を連れて離婚して実家に帰り、連帯保証人となっていた親類の方々は、毎日のように文句を言いにくる状態だったとか。
流石に、私のところには、借りに来ませんでしたので、私は被害を受けませんでしたが。