高圧ガスで、充填作業をしている者なのですが、二酸化炭素消火器（約2キロ、8キロ）のみなのですが、充填作業について、法令的…

Question

高圧ガスで、充填作業をしている者なのですが、二酸化炭素消火器（約2キロ、8キロ）のみなのですが、充填作業について、法令的には、どうなのか？疑問に思い、投稿しました。二酸化炭素消火器（約2キロ、8キロ）を充填作業するには、どのような資格が必要ですか？そもそも、充填作業は出来るものなのですか？ノズル（バルブ）は、消防法で、容器は、高圧ガス法なのは、知っているのですが、おのおの、消防協会、高圧ガス協会ともに、聞きましたが、消防協会では、充填作業は出来ないと言われ、高圧ガス協会では、充填のみは出来ると言われ、どちらが、法令的に正しいのか解りません。出来るなら出来る、出来ないのならできないと、法令的に知りたいので、出来れば明確な方の法令で、第何条に乗っているのか、文面的にも知りたいので、教えてください。

補足

高圧ガスの適用範囲で、二酸化炭素消火器は、充填作業出来るものなのか？法令での文面で、知りたいので、教えて下さい。

Answer 1

お疲れ様です。ミスター高圧ガスと申します。

結論から言うと、情報量が少なく判断がつかないということになります。
必要な情報としては、炭酸ガス消火器に炭酸ガスを充填するための設備構成です。これによって、あらかじめ高圧ガス保安法でいうところの「高圧ガスの製造」になる可能性が非常に高いので、
（１）高圧ガス保安法第５条第１項の製造許可申請をし、完成検査を受検する
（２）高圧ガス保安法第５条第２項の製造事業届をあらかじめ提出する
のいずれかになってくるかと思います。

高圧ガス保安法の「高圧ガスの製造」とは、高圧ガスを作り出すことでは無く「圧力を変化させる行為」「気体を液体にするなどの状態変化をさせること」「高圧ガスを充てんする」ことなどを指しています。したがって、今回のケースは、すくなくとも消火用の炭酸ガスの容器であっても、その容器の外面が２分の１以上緑色に塗られているはずなので、これは高圧ガス保安法の規制を受けている容器であることは明かと思います。

なお、これらの容器に充てんする場合ですが、（１）の場合であれば製造に関する監督者として保安係員及びその代理者の選任が必要となるので、その事業所において高圧ガス製造保安責任者免状（甲種化学、乙種化学、丙種化学、甲種機械、乙種機械のいずれか）を有し、１年以上の高圧ガスの製造に関する経験のある人をそれぞれ選任しなければなりません。個人個人では充てんに関しては必要とする資格は特にありませんが、監督者としては必要となります。
なお、上記の（２）に該当する場合は、特に資格者は必要ありません。

情報量が少ないので、ここではこの程度しか回答が出来ません。詳しくは、各都道府県の高圧ガス担当課へお問い合わせください。

（補足）
別の方が回答している消防設備士は、消火器の点検などに関する資格であり、炭酸ガスの充てんに関しては何ら関係ありません。

Answer 2

一応消火器の詰替は整備にあたり消防設備士が行うことにはなっています。
勿論高圧ガス法の適用も受けます。
ただテキスト等を見ていると二酸化炭素消火器の詰替は充填の際、破損状況を点検し、再整備の必要があれば併せて高圧ガス保安法により許可を受けた専門業者に委託するとあります。
ベストは消防設備士の資格を持った高圧ガス法の専門業者となるでしょうが、無くても良いかは判別ききません
二酸化炭素消火器は消防法と高圧ガス法の間にあるものなので正直詰替に関しては私も何処までどちらの適用か判らないです。
都道府県の消防協会に問い合わせたのであれば、取りまとめている消防設備安全センターの方に問い合わせるのも良いかもしれません

後薬剤はＪＩＳ Ｋ １１０６の２種又は３種に適合する液化二酸化炭素となります。

Answer 3

ガスは範囲外なので消火器のほうで。

消防法

第17条の６ 消防設備士免状の種類は、甲種消防設備士免状及び乙種消防設備士免状とする。
２ 甲種消防設備士免状の交付を受けている者（以下「甲種消防設備士」という。）が行うことができる
工事又は設備の種類及び乙種消防設備士免状の交付を受けている者（以下「乙種消防設備士」という。）
が行うことができる整備の種類は、これらの消防設備士免状の種類に応じて総務省令で定める。

上記より、消防協会ができないという理由は、消火器の「整備」（つまりは充填作業含む）は、
消防設備士 乙種６類 が必要という判断だと思います。

※甲種 と 乙種 がありますが、甲種は消防設備の工事と点検整備、乙種は点検整備のみができます。
消火器は乙種しかありません。

消防設備士 種類
http://www.shoubo-shiken.or.jp/shoubou/kind.html