解決済み
私の知り合いに電車(JR東日本)の運転手とANAのパイロットがいます。同じ旅客を運ぶ仕事ですが、話を聞くとその待遇に半端ない違いがあります。まず給料です。電車の運転手は600万円程度の年収ですが、ANAのパイロットは1700万円くらいだそうです。(2人とも40代前半の方です) 次に。両者とも不規則な勤務体系ですが、JRカプセルホテルとか学校の保健室のような部屋で仮眠。方やパイロットは普通のビジネスクラスよりも豪華なホテルに泊まっています。 やはり、パイロットはなれる人が限られる分待遇もいいんですかね?
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パイロットを1人養成するために会社がかける費用は2億~3億円と言われています。 また、経験のあるパイロットを欲しがる会社は世界中にあります。 なのでせっかく費用をかけて育てたパイロットを他社に引き抜かれると困るので、会社は高い給料を払ってパイロットを自社に引きとめておく必要があるのです。 パイロットもそれをわかっているので、大手の航空会社は組合の力が非常に強いです。 「いいホテルじゃないと疲れが取れないから安全に支障が出る」とか「バスと電車で出勤だと疲れるからタクシーじゃないと嫌だ。安全に支障が出る」ということを平気で言います。 会社も、事務やCAならいくらでも代わりがいるので「嫌なら辞めてもいいですよ」と言えますが、パイロットにそう言うと本当に辞めてしまって会社が損をするので、要求を呑むしかないのです。 ただ、状況はかなり変わってきていますよ。スカイマークなどは自費で免許を取った人を採用するのがメインで、会社の負担金も少ないので給料も安いです。 スカイマークの副操縦士は年収800万くらいとか聞いたことがあります。 一般のサラリーマンと大して変わりません。 彼らは免許を取るために1000万円近くかけているのに、それじゃあちょっと割が合わないな、と思いますね。 ライセンス所持者限定の試験でも、スカイマークの競争率はかなりのものらしいですよ。 そういう会社ではパイロットを甘やかしませんし、今後はそういう流れになっていくと思います。 ぶっちゃけ、電車の運転も飛行機の操縦も、車の運転ができる人なら訓練次第で誰でもできるようになります。 もちろん、ただ運転する、操縦するという以外の能力も多分に要求されるわけですが。 給料の決まり方というのは、それとは違うカラクリもあるということです。
電車の運転手だって立派な仕事だと思いますし、安全性やプロとしての意識は高いものが要求されると思います。 しかしながら、飛行機で事故が起きれば、電車事故以上の犠牲者が出る可能性が高く、 その乗客の命を預かるパイロットともなると、より高度な知識や技能、健康管理、など要求されるものも多いです。 パイロットになれる人数が少ないから高給なわけではなく、 高いレベルの仕事をされている見返りだと思いますよ。
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