残業の仕方について相談があります。当方は病院に勤務している医療職です。最近、ブラック企業の取り締まりのせいか残業する事に…

Question

残業の仕方について相談があります。当方は病院に勤務している医療職です。最近、ブラック企業の取り締まりのせいか残業する事に対して上司が口うるさくなっています。今まで何も言わなかったのですが突然、追い出すようにスタッフルームの鍵を閉めて退勤を促しています。勤務時間は8時30分から17時30分なのですが17時50分に鍵が閉められます。今まで30分から1時間程度残業をしてました（残業代はもらっていません）ので当然、記録や申し送りなど不完全なままになっています。また仕事の特質上、文献を読んだり勉強会をしてスキルアップを図らなければならないですがそれも難しくなってきてます。
残業をしない事は大切な事ですが、残業しないような業務の改善や環境調整など具体的な案もなされないまま（カルテなど記録物をたった一行でいいとか、患者さんと接する時間を減らして早く終わるようにするなど、受け入れ難い案はありましたが…）実行されており、質の低下になるのではと悩んでいます。また、定時に終わらせようとするせいかスタッフ間のコミュニケーション不足や休日出勤など働く意欲も低下してきてます。
長くなりましたが、
質問１上司の行っている事は正しいでしょうか？
質問２どうしたらこの強行を止める事ができますか？

自分は残業を勧めているつもりはありませんが、専門職としてスキルをあげるためには考えて記録したり、調べたりする事は大事な事だと思っています。残業代を欲しい訳ではなく、色々と考えて仕事がしたいんです。この上司と話しあいをしましたが、あまり受け入れてもらえません（法律だからと一点張り）
色々とアドバイスを頂ければと思います。よろしくお願いします

Answer 1

こんにちわ。。
国の方針でも厚生労働省では、「医療分野の『雇用の質』の向上プロジェクトチーム報告書」（平成25年2月）に基づき、医療スタッフの勤務環境の改善など、医療分野の「雇用の質」の向上のための取組を進めています。

一部の都道府県（東京、大阪、愛知、北海道、茨城、埼玉、千葉、三重、兵庫、福岡、熊本）の労働局ですが『医療労働専門相談員』を配置し、各医療機関の労務管理の改善に関するご相談のほか、各医療機関及び事業主団体で実施する研修会等での講師派遣にも応じています。「医療労働専門相談員」は一応医療分野に特化した専門の相談員です。（※社会保険労務士が任命されています。）（※無料です）

そこで【質問１】の回答になりますが、文面から見ても上司の方がやられていることは労働時間・賃金等コストカットだけを考えれば、このような行為は至極当然かもしれません。ただ適切かどうかわかりません。そこで、第三者の意見として上記の『医療労働専門相談員』を適用するのも一つの手段だと思います。

医療分野に対してはコミュニケーション・質の向上は国の方針でも質問者さんと同様の考えをもっていますので、実際の職場状況はわかりませんがコミュニケーション等が形骸化しているような現状を質問者さんだけでなく他の従業員さんも感じているようでしたら、上司のやり方は頭ごなしに否定はできませんが、問題があると思えます。

【質問2】については、上記質問１に重複したら申し訳ないのですが、上司だけにこの問題をまかせるのではなく、第三者の意見を入れるのも得策といえます。よって、『医療労働専門相談員』であれば労働時間も含めた労働条件の改善にアドバイスをもらえると思いますし、また無料ですので上司にも勧めやすいかと思います。また、『医療労働専門相談員』制度が無い労働局でも様々な相談員が企業などに訪問して無料で指導してもらえるものもありますので、そういった行政機関を利用されてもよろしいかと思います。

もし、それができないようであれば、他の従業員さんの意見などをまとめて書面等で上司に伝えるのもよいと思います。

確かに法律も大事ですが、法律に振り回され業務に支障が出るようであれば問題です。逆に法律をうまく利用して労務管理ができるように知恵を出し合うことが一番大事だと思います。そのために、上司だけに考えさせるだけでなく他従業員と考えあったり時には専門家に相談したりすることが賢明と思えます。。

Answer 2

医療職って？
職種は？

簡単ですよ、辞めて別の病院に行きましょう