建築一般について

Question

建築一般について建築一般というのはどの様な仕事をするのでしょうか？

補足

建築一般の職場に（見学にいきました。）１～２ｔぐらいのクレーン（ウインチ？）付のトラックや１～２ｔぐらいのダンプカーがとまっていました。
これから推測される仕事内容はどのようなものがありますか？

Answer 1

多分、建築主体の総合建設業のことでしょう。
質問者様が建設業にどれだけ知識をお持ちかわかりませんので、一応基本的な事から回答します。

建設業界には元請・下請システムというものが存在します。
発注者（施主）から元請の建設会社が仕事を受注し、実際の施工（工事）は下請の建設会社に更に発注します。

つまり契約上は＜発注者＞→＜元請＞→＜下請＞となります。

例えば大きな建築物件の仕事であれば、完成するには土木、基礎、型枠、仮設、左官、設備、管工、電設、塗装、内装などなどたくさんの工種が必要となります。
1社でこれだけの職人を抱えられる建設会社はありませんので、元請が一括で工事を受注し、それぞれの部門に応じた下請建設業者へ発注する方式を取っているのです。
元請は工事の工程を作成し、各下請の割り振りや現場監理などを担当します。つまり昔でいうところの「親方」「棟梁」の役割を担います。

ここでいう元請建設会社の仕事を「建築一般」という言葉で表しています。
各専門工事を担う会社達は「電気設備工事業」「設備工事業」「左官工事業」など、担当する工種を示しています。

補足＞＞
建築業であればクレーンは様々な用途に使用します。
例えば、上位階の躯体を組む際に鉄骨を吊り上げたり、屋根を掛けるために合板を持ち上げたりと上空から資材を下ろす作業の際には必ず活躍します。

クレーンを使う工種は多いので、一概にこれだと言うことは難しいですが・・・。
内装や電気設備、管工事の様な構造物の内外のものではなく、構造物（建物）自体を作る屋根工、鉄筋工、鋼構造物工、大工工などが考えられます。