今日、宮城県亘理町で甲種防火管理者講習を受けてきました。 資格の位置づけは消防に関する法定資格です。国家資格ではありません。 受講資格の制限は特にありませんが、都道府県や市区町村、各地の消防本部など主催の講習は申し込みが殺到するため、会社・事業所で数十人単位で申し込め、防火管理者に選任される予定がない人は受けるなと申し込みを拒否されるケースがあります。一般向けの講習なら(一財)日本防火防災協会主催の講習を受けるといいでしょう。私も仙台市消防局の講習を申し込もうとしたら、会社単位でまとめて申し込んでくださいと言われ、会社に相談したら大人数で受けさせる気がなかったようなので、個人でも受講申込み可能な日本防火防災協会の講習を申し込みました。日本防火防災協会の講習は一部の都道府県を除く各都道府県で年2~20回ほど行われます。(都道府県の人口や都市の経済規模、政令指定都市の有無などにより回数が異なります。因みに宮城県では年15回です。) 難易度は講習の最後に20分10問の効果測定があり、7問以上正解しないと修了証は交付されません。効果測定は講習用テキストを見ても可能です。講習中居眠りをせず、講師が大事なポイントとだと言った箇所に付箋とマークすれば満点を取れます。 なぜ試験なのにテキストを見ていいのかというと、初心者が2日間の講習でテキスト全てを覚えられる訳がない、受講者の中には高齢者もいるので高齢者にも配慮し重要なポイントだけ教えて、効果測定に合格させ修了証を交付して、あとはテキストで実務経験を積んでくださいという意味です。効果測定で不合格になることは99%ないと言っていいでしょう。 防火管理者には甲種と乙種があり、甲種は全ての防火管理対象物、乙種は500㎡未満の非防火対象物で50人未満の収容人数、300㎡未満の特定防火対象物で30人未満の収容人数のみの防火管理者にしかなれません。取るなら甲種を取ったほうがいいです。 ※この資格を取得したからといって防火管理者になったわけではありません。この資格を取得して、消防署に選任届を出して承認されて初めて防火管理者になれるのです。防火管理者に選任されるための資格ですので、お間違いのないように。
なるほど:10
そうだね:1
消防法に定める資格です 資格のレベルに応じて1~2日の講習受講で受かります 東京だと秋葉原や立川で定期的に開催されています 講習の終わりに試験がありますが、問題のポイントを予め教えてくれるのでまず落ちません 講習中に寝ると名指しでおこられます
なるほど:5
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