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持続吸引のことでご質問があります。

持続吸引のことでご質問があります。某病院で看護師をしております。先日気胸患者にトロッカー挿入し、ウォーターシールにて管理していた患者がいるのですが病棟が変わる際に「吸引圧制御ボトル内になんで水が入ってないんですか?5cmH2Oまではいれることになってますよね?」と怒涛のようにつっこまれました。私は今までウォーターシールの際には水を入れたことは無いですし、医師に確認した時にもいらないと言われてきました。 これって必要なんでしょうか?水を足すことで本来のウォーターシール以上の水柱圧がかかり効果的な吸引がかからないと思うのですが誰か分かりやすくご教授いただければありがたいです。

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回答(1件)

  • ベストアンサー

    専門と言うほどではありませんし、どの機器を使っているのか具体的にはわかりませんが…。 まずは原則論として、水封部と吸引圧調節部の両方に蒸留水を入れるようにと、説明書にも書いてあります。 http://www.info.pmda.go.jp/ygo/pack/05B1X00002000001_1_01_01/ 説明書通りに使わないのは危機管理上アウトです。 他の病棟でも使っている機器であれば医療事故を防ぐ意味でも、当たり前のことです。 持続吸引をしていないわけですから、質問の最後に書いてあるウォーターシール以上の水柱圧がかかるということは構造上ありません。ウォーターシールの時には吸引圧調節部分というのは、機能していないと言ってもよいでしょう。 というか、そもそも圧は吸引っていうぐらいで引っ張る方にかかるのだから、水封部から胸腔のエアが出てこないなんてことはあり得ないでしょ? 上で書いた通り、ウォーターシールで管理しているから吸引圧調整部は関係ないと言えば関係ありません。ここは吸引圧がかかりすぎると外から空気が入ってくるところなわけで、水封しておけば、大気中の雑菌などが入ってくるリスクは減る可能性がありますよね、流しの下のU字管などと同じ原理です。 もう少し、積極的な意義のある理由としては、必要なときにすぐに吸引を始められるということです。 何らかの理由で気胸が再発して、水封部からエアがドバドバでてきて呼吸困難をきたしたら、たとえ医師がその場にいなくても、緊急時の判断として、すぐにでも吸引を始めたいぐらいの場合もありえる疾患だと思います。そんな時に蒸留水入れないと…とかって私の感覚ではありえないです。 最初に述べたように病棟間の移動などがある場合、こうしたことが事故につながりやすいので、個人や個別の病棟のやり方ではなく、院内の基準(標準的な使用方法)を守るというコンプライアンスが重要だと思います。 蒸留水がもったいないかもしれないけど、患者さんの安全や生命には代えられないと私は思います。

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