中小企業診断士について質問します。 文学部を卒業し、家庭教師をしながら 漫画家をめざしていましたが 小さい漫画賞を…

Question

中小企業診断士について質問します。 文学部を卒業し、家庭教師をしながら 漫画家をめざしていましたが

小さい漫画賞をいくつか受賞しましたが、年齢のせいもあり 描こうという気力がなくなっていき、 全く知らない世界で 生きていこうと一念発起しました。 ちなみに家庭教師でなんとか 生活できていますが

年齢等で将来が不安になっています。 中小企業診断士は どんな仕事をしますか？ 将来的に 安定感は

ありますか？また資格取得は 難関ですか？

Answer 1

かなり難関ですね。

企業経営全般に関する知識を問われますから、経営学部の卒業者でも簡単には受かりません。
全受験者の内、２次試験を突破できるのは3％台です。
ですが、企業が社員教育の一環として受験させることも多いので、冷やかし受験も多く、実質的には数字ほどの難易度はありません。

年齢的には、合格確率が最も高いのだ３０代で、次いで４０代、５０代と続けます。
若くて頭が柔軟な方より、実務での経験を積んだ方が有利ということです。

仕事の内容ですが、経営コンサルタント業です。
公的機関からの委嘱を受けて中小企業者への相談指導することが中心ですね。
こうした公的業務は一切行わずに、民間のコンサルタントと同様の活動をしている人もたくさんいます。

難易度の割に収入が安定しないのがこの資格です。
前述の公的機関から委嘱を受けて行う仕事も１年契約ですので、不安定です。

報酬ですが、専門分野を確立して数千万円を稼ぐ人もいれば、バイト代程度の収入しか得られない人もいます。
要は資格を取ってからが勝負ということでしょう。