解決済み
機械工具販売の卸・販売会社に就職しました。 勉強不足の為、客先で打ち合わせをした事をそのままメーカーに伝える事しか出来ません。 独学で勉強したいのですが、まず何から勉強していったら良いのでしょうか?初心者でも読みやすい、分かりやすいテキスト等も教えて頂けたら幸いです。
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僕はその業界で大学新卒から7年半勤めました。 質問者さんが痛感している事同様、最初は右も左もわからず苦しかったです。 業界が職人気質で自分で知識を蓄えて行ったという感じで、人に教えるのが苦手な人が多いんですよね。 決して周りが育てる気がないのではなくて、自身がまともに教わってないから教え方がわからないというか。 僕は最初メーカーのカタログを見て商品を覚え会社のシステムを使えるようになるように教わりました。 まずは商品の事より、会社のシステムを覚え社内での人間関係を構築しましょう。 これは機械工具業界に限ったことではありません。 商品について学ぶには、まずその商品が何に使われているか知る事が必要です。 それぞれが特化した専門書はあるのですが、質問者さんが臨んでいる書物はないでしょう。 なぜなら卸・販売店のようなオールラウンダーを育てる必要は需用として極限られているからです。 なんなら卸・販売店でその分野に特化したスペシャリストを育てればいいのです。(大手はそうです) 完成したワーク(対象物)はどのような製品になるのか、まずはここが大事です。 そのワークが出来あがるにはどのような工程を踏むのか。 1.どのような機械で作るのか 2.その機械は何ができるのか 3.その機械の中で何を使うのか(ここが最も厄介かもしれません) 4.機械から出た後の仕上げや精度の測定はどうしているのか 一連の流れを見ると何を使っているのか理解し、それぞれの役割がより理解できます。 その後はメーカーのカタログを見てそれぞれの特徴や売りを把握し、規格なんかも頭に入れましょう。 規格はメーカーのカタログの後ろの付録にだいたい載っています。 講習会自体は各メーカーで定期的に行われていると思いますが、根本的に自社に関わるところしか教えないので上記の一連の事は教えてもらえないでしょう。 その中で一番良かったのは切削工具メーカーの研修です。 メーカーが所有するテスト工場で行うのですが、そこでは機械があり実際にワークを削ります。 実際の製造業の工場の現場と違い、とても綺麗なので機械の周りに何が必要でどうして機械が動いているのか把握できます。 そして間近で削ってるところを見せてもらえるので、機械の中に何が必要なのか把握できます。 そしてその機械の特徴も教えてもらえます。 分からない事は聞く事が大事です。 知ったかぶりをすると大事なトラブルを引き起こします。 わからないままほっといたり、間違ったものを納入したり、製造業のユーザーさんはその先のお客さんの納期が遅れ下手すると賠償責任に問われそのままあなたに回って来る可能性もあります。
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