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土木関係の方にお聞きします。 数量計算書を書いているのですが、数量計算書の目的が何であるかはっきりと理解していないため…

土木関係の方にお聞きします。 数量計算書を書いているのですが、数量計算書の目的が何であるかはっきりと理解していないため、 仕事がはかどりません。数量計算書とは何なのか教えていただきたいです。

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回答(1件)

  • ベストアンサー

    土木工事は、1件ごとに皆違いますから、工事金額も1件ごとに算定しなければなりません。 そして、それは、設計図面に基づいて算定します。 しかし、設計図面に金額が記入されているわけではありませんから、金額を求めるまでに段階を踏みます。 まず、設計図面から、すべての材料の使用量、すなわち、『資材数量』を求めます。 そして、その資材を施工するために必要な職人の業務量、すなわち『労務数量』も求めます。 資材と労務それぞれの『数量』が求まりましたら、それぞれの『単価』を掛け合わせて、合計してゆくことで、工事金額が求められます。 既に、ご存じとは思いますが、この、工事金額を求める作業全体を【見積】といい、図面から『数量』を求める作業を【積算】といいます。 そして、見積作業の大部分は、積算作業に費やされます。 つまり、積算は、見積の中で最も重要な作業と言えるわけです。 さて、同じ図面から求められる積算数量は、理論的には、誰がやっても同じ結果にならなければなりません。 また、同じ結果を得るために、積算数量の計算の仕方には、細かい基準が存在します。 ところが実際は、図面の不備や、積算者の技量等によって、積算数量は変わります。 また、いくら基準が細かく決まっていても、必ず、図面には解釈の余地というものがありますから、積算数量は必ずしも同じにはならない、と言う方が良いでしょう。 結果的に、積算数量は、積算担当者の判断次第ということになります。 根本の祖先は図面であっても、担当者によって結果が変わるということでは、契約や工事の発注に支障を来たしますから、何故、その数字になったのかの【積算根拠】を明確にしておいて、追加や変更にも対処出来るようにしておく必要があります。 その、積算根拠を整然とまとめたものが数量計算書です。 積算業務そのものは、見積業務の一部とされますが、数量を求めることは、設計の詳細を決めることでもあります。 簡単に言えば、数量計算書は設計図面の一部なのです。

    なるほど:3

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