弁護士は司法試験に合格してなるものですが、時間を追って説明します。 ①司法試験の受験資格を得るまで 司法試験の受験資格を得る方法については2つあります。 (A)1つは、法科大学院卒業 (B)1つは、司法試験予備試験合格 (A)法科大学院卒業の方法 大学を卒業後、法科大学院の入試を受け、法科大学院の課程を経て卒業します。 法科大学院には2つコースがあります。既習者コース(2年間)、未習者コース(3年間) 既習者コースは入試に法律科目があり、法律の基礎が出来ているかどうかが審査されます。 なお、どちらのコースも大学の所属学部は問いません。 (B)司法試験予備試験合格の方法 司法試験予備試験の受験資格は一切有りません。だから、大学在学中にも受験可能です。ただ、この試験はかなり難しいです・ (C)どちらの方法を取るにせよ、大学の学部は法学部が有利であることは間違いありません。他学部であると、学部の単位を取ることが負担になります。 本来は、予備試験合格の方法は経済的に困難な人用の例外的な方法だったのですが、最近の受験生は、在学中に予備試験合格を狙い、それが叶わなかった場合の保険として、法科大学院卒業の方法と考えている人が増えてきているそうです。 ②司法試験 どちらの受験資格の方法であっても、受験資格獲得後、5年以内3回以内の範囲で司法試験を受験することができます。現在司法試験の合格率は20%台です。 ③修習 司法試験合格後1年間司法修習を受けます。先の回答者さんが2年間と書かれてましたが、それは古い制度です。 1年間の修習修了後、修了試験(俗に二回試験と言われてます)を受けこれを無事に合格できたなら、弁護士登録ができる資格が与えられます。 ④弁護士登録 はれて弁護士登録です。 ⑤弁護士になった後 弁護士登録しても、通常は先輩弁護士の下で弁護士修行します(俗にイソ弁といいます)、ただ、最近、就職難でいきなり独立する人も少なからずでています。 弁護士は、今は大変過剰で、弁護士資格を取得後十分に食べていけない人が多いようです。そのへんを十分にわきまえて将来の職業を選択してください。 前の回答者kana_and_masuさんの回答は、一昔前のもの(旧司法試験)を前提にしているようです。
弁護士になる手順ですが、 まず、当たり前ですが、法律の勉強をしっかりする。 四年制大学を卒業していれば、学部は問われないはずですが、 やはり法学部が良いでしょう。 つぎに国家試験である司法試験を受験して合格する必要があります。 ご存知の通り、司法試験はとても難関で合格率が約3%程度だと聞きます。 この試験の合格を目指して大学卒業後、浪人する方も大勢いらっしゃいます。 司法試験に合格すると、2年間司法修習生として研修をうけます。 ここでは、弁護士だけでなく判事、検事を希望する方も同じ研修をうけます。 司法修習を無事に終了すれば晴れて、各希望する職種に就くことが出来ます。 また、これらとは別に法科大学院を経て司法試験を目指すという方法もあります。 法曹の拡充を目的として、司法試験合格条件の緩和などが議論されていますが、 なんかんであることは変わりません。 しっかり目標を持ち、一生懸命勉強して下さい。 いつの日か法曹界でご活躍される事を祈っています
< 質問に関する求人 >
弁護士(東京都)この条件の求人をもっと見る
求人の検索結果を見る
< いつもと違うしごとも見てみませんか? >
覆面調査に関する求人(東京都)この条件の求人をもっと見る