まず、公務員試験は、各自治体や国の職員を採用するための試験の総称です。 実際に受験する試験は自治体や国によって違いますし、職種によって試験の区分も違います。つまり、合格してから職種が決まるのではなく、その職種での採用試験を受けるのです。 一般に地方公務員採用試験の「高卒程度」の試験区分を地方初級、国家公務員採用試験の「高卒程度」を国家III種と呼びます。 >公務員試験初級を受けて合格した場合 とは、地方公務員の事で宜しいでしょうか? 地方の初級だと、どこでもあるのが「一般事務」です。自治体によって「行政」などの名称になっていたりもしますが同じです。市役所や県庁などの事務系職員です。 市町村のみの採用は「消防官」。その名の通り、消防署で働きます。 都道府県採用のみは「警察事務」や「警察官」です。 主に都道府県で一部市町村採用があるのは「学校事務」や各種技術職(農業、土木、農業土木、林業、電気、機械、建築等)ですね。技術職系は種類が色々ありますが、名称が分かりやすいので省略します。 収入ですが、事務系と警察や消防では給与表が違います。技術職も別です。 それぞれ自治体が決めた給与表に従って給与が決まります。都市部と地方では物価なども違うので、給与も大分差が出ます。もし、受験してみたい自治体があるのでしたら、ホームページの採用情報を見ると初任給が載っていますよ。地方で調整が入らない地域だと高卒は14万円台ですね。年収は、その12ヶ月分と期末・勤勉手当て(要するにボーナス)です。最初の年は少なめですが、翌年から満額出ます。 ただし、これが全て手取りではなく、ここから税金や保険料等で2~3割は引かれます。 試験内容は、一次の筆記で「教養試験」「適性試験」「作文」、それと二次で「面接」です。自治体によって変わることがありますので、必ず受験先の要項を確認してください。 全く初めてでしたら、まずは学校の進路指導室で問題集を1冊読んでみてください。解く前に、どういうものが出るのかを知ることが大切です。特に教養試験は高校までに学んだ全範囲が対象です。闇雲にやっても効率が悪いです。過去問をやったり、対策本で学ぶだけでも違います。 学校によっては、就職担当の先生が作文の添削をしてくれたり、面接の予行練習に付き合ってくれたりもします。担任の先生に話をしてみるのも良いかも知れません。
< 質問に関する求人 >
公務員(東京都)この条件の求人をもっと見る
求人の検索結果を見る
< いつもと違うしごとも見てみませんか? >
覆面調査に関する求人(東京都)この条件の求人をもっと見る