鉄筋工事の建設業許可取得について

Question

鉄筋工事の建設業許可取得について鉄筋工事業の建設許可を取得するのに 必要な資格とか書類等 詳しい方教えて下さい。

建設業（一般）で鋼構造物は持っているのですが 今回 鉄筋工事も手掛けようと考えています。

ネットで検索すると 結局『代行業』しかヒットせず 詳しい事がわかりません。

どんなものが必要なのか ご存じの方 よろしくお願いします。

Answer 1

建設業の許可の仕事をしている行政書士です。
建設業の許可を取得する際に、以下の５つの要件を満たさなければなりません。

１ 経営業務の管理責任者としての経験（常勤の役員又は個人事業主）がある者を有していること
２ 専任の技術者を有していること
３ 財産的基礎又は金銭的信用（５００万円以上）を有していること
４ 請負契約に関して誠実性を有していること
５ 欠格要件等に該当しないこと

資格として必要となるのは２の専任技術者の要件として必要となるので、ご質問の鉄筋工事の資格として必要となるものは、

■建設業法「技術検定」合格証明書
●１級建築施工管理技士
●２級建築施工管理技士（躯体）

■職業能力開発促進法「技能検定」合格証書

●鉄筋組立て・鉄筋施工
（鉄筋施工は選択科目「鉄筋施工図作成作業」および「鉄筋組立作業」のいずれかに合格したもののみ）
※等級区分が２級のものは、合格後実務経験１年以上が必要
が資格として有効となります。

上記の資格を持っていなければ、（２）の専任技術者の要件を満たしていなければなりません。

主に（１）と（２）の証明として、契約書や注文書、請書などの必要年数分の書類の提示（１年につき１つ）を求められます。
ハンコが押してなければ、原本証明（『この書類は、原本の写しであることに間違いがありません。』と記載して、会社の代表印を押します。）をします。

（１）経営業務の管理責任者がいること
• 法人の場合は常勤の役員のうち一人、個人事業の場合は本人が、許可を受けようとする業種において、５年以上の経営経験を有することが必要となります。

• 許可を受けようとする建設業以外の業種に関し、7年以上経営業務の管理責任者としての経験（会社の役員または個人事業主）を有していること。

• 許可を受けようとする建設業に関し、7年以上経営業務の管理責任者に準ずる地位 (使用者が法人である場合においては役員に次ぐ職制上の地位をいい、個人である場合においてはその本人に次ぐ地位をいう)にあって、経営業務を補佐した経験を有していること。
詳しい詳細はこちら
http://office-ooshima.com/kensetu/ken-keiei.html
必要な書類の詳細はこちら
http://office-ooshima.com/kensetu/ken-keiei-syorui.html

（２）専任技術者がいること
• 建設業を営む営業所において、許可を受けようとする業種において１０年以上の実務経験を有する者がいること。
• 大学の指定学科卒業後、許可を受けようとする業種について３年以上、または高校の指定学科卒業後５年以上の実務経験を有する者
• 許可を受けようとする業種に関して定めた資格を有する者

詳しい詳細はこちら
http://office-ooshima.com/kensetu/ken-sennin.html
必要な書類の詳細はこちら
http://office-ooshima.com/kensetu/ken-sennin-syorui.html

建設業許可の詳しい詳細は、こちら
http://office-ooshima.com/kensetu/
http://office-ooshima.com/
http://kensetu-kyoka.digi2.jp/

Answer 2

①鋼構造物の許可をとってから２年以上たってますか？

②従業員又は取締役さんにいずれかの人がいますか？
１ 鉄筋工事の実務経験１０年以上の方
２ 工業高校、建築系大学 を卒業後３年から５年の実務経験
２ 一級建築施工管理技士
３ 二級建築施工管理技士 躯体
４ 技能士 鉄筋組立・鉄筋施工

①と②を満たしていれば、概ね鉄筋工事の許可はとれると思います。
あとは、②の１～４のどの要件を満たしているかで、用意する書類が
かわってきます。

役所に相談するのもいいかもしれませんね。