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50を過ぎてですが、精神保健福祉士の資格を取得しました。今は公的機関で若い人の職業相談をしていますが、将来的には精神障害…

50を過ぎてですが、精神保健福祉士の資格を取得しました。今は公的機関で若い人の職業相談をしていますが、将来的には精神障害者の職業相談をメインにやりたいと思っています。 (現職の上司からも将来は任せたいと言われています) 現在、精神障害者の職業相談をされている方の大変なことを教えてください。

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    54歳の時脱サラし、精神保健福祉士になりました。 精神障害者の福祉施設で相談員をやっています。 相談の中で大きな比重を占めているのが職業相談です。 大変なところをいくつか揚げてみます。 一つ目 自分の能力、精神状態に関する認知度が低い人がいます。 主治医は短時間のパートしか許可しないのに対して、本人は週5日のフルタイムを希望します。 本人の意向に逆らえず、フルタイムの仕事を開始したところ、1週間で病状が悪化(誇大妄想が激しくなった)し、仕事を辞めざるを得なくなった人がいました。 2年前のことです。その方は今でも就労不能です。 また、現実的でない職種を希望する方たちがいます。 例えば漫画家、声優、イラストレーターです。このような職種の養成所には通いますが実際の就労に結びつくことはまずありません。 如何にして自分の能力に合った仕事に向き合ってもらうかが課題となります。 二つ目 体調や症状に波があって、休みがちになる点です。 精神障害の場合、仕事に負荷がかかり過ぎたり、環境が変わると体調が悪くなりやすいです。 場合によっては症状が再燃します。 ですから既に就職している人たちのケアが必要です。時折職場訪問もします。 職場の上司に相談し、症状や体調が悪くなる前に仕事の負荷を減らしてもらったり、場合によってはしばらく仕事を休ませてもらったりしています。 三つ目 就職先がなかなか決まらないことがあります。すでに精神障害者を雇った経験がある会社は、精神障害者には体調の波が有り、休みがちであることを知っている場合が多いです。 よって精神障害者を雇いたがらない会社があります。 精神障害者を雇用してくれる職場開拓が課題となります。 四つ目 精神障害者すべてが、休みがちというわけではありません。統合失調症を抱えながらもきちんとした通院と服薬でフルタイム働いている人もいます。 この方の場合、就労支援センターのジョブコーチの支援を受けていました。ジョブコーチは仕事のサポートをしたり、雇用主に精神障害者の特性を伝え、調整をしてくれます。 就労を支援してくれる事業所としては、障害者就業・生活支援センター、地域障害者職業センター、市町村の就労支援センターなどがあります。 上記の事業所では、実習先を確保してくれたり、職業適性検査をしてくれたり、先ほど述べたようにジョブコーチを派遣してくれたりします。 こうした就労支援のための事業所を活用することも重要であり、今後の課題かもしれません。 以上です。

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