こんばんは。 資格予備校と行政書士事務所に勤務経験のある者です。 各予備校の創立者や創立に至った背景によると思います。 ①LECは1979年に現在の会長が創立した会社です。当時はまだ、難関試験に短気合格するための効率的学習法というものが広く認知されてなく、大学でのゼミや研究、独学などで長期間かけて勉強し合格するしかありませんでした。LECの会長は大学卒業後に公認会計士に合格し、その受験勉強で自ら体系的学習法を編み出し、応用してさらに司法試験にも合格されました。LECの短気合格のための体系的学習法の根幹となっているものが、会長の言うリーガルマインド=法的思考です。LECは創立当初、司法試験専門の予備校としてスタートし、その後、司法書士などの法律系資格を中心に展開されてきたのです。ですから、会計資格よりも法律系資格に強いわけです。 ②伊藤塾は、LECの中でも優秀な方が独立して創られた予備校です。やはり、当初は司法試験専門に創立されました。 ③TACは公認会計士や税理士、簿記、不動産鑑定士、中小企業診断士、FP、証券アナリストなど、会計・経営系に強い予備校です。私のもと彼女も、大学とTACのダブルスクールをして見事、税理士に合格しました(笑)私も日商簿記2級をTACのテキストで独学で合格しましたが、大変わかりやすかったです。会計・経営系に強い予備校というだけあって、経営も上手な会社で、東証1部に上場しており、Wセミナーを買収しました。Wセミナーは、もともと法律系資格に強かったのですが、経営不振でTACに吸収されたのです。ですので、今後はTACも法律系資格にも力を入れていくと思います。 ④法律系資格はLECで、会計資格はTACで、と使い分けて勉強するのも一つの方法ですが、一番大事なのは、どの予備校が自分に最も合うか、要は相性ですね。今後、予備校を利用される時は、複数の予備校を実際に見学して、ガイダンスや無料の体験受講を受けられて、比較検討されることをおすすめしめす。
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