解決済み
今年の通関士試験は合格率8.6%だったと伺っていますが、例年と比べて難易度はどうだったのでしょうか?また、年々通関実務に精通していないと合格が難しいと聞いています。これは税関がペーパー通関士よりも通関実務経験者の合格者を増やせたいための策でしょうか?これから試験に合格しても異業種からの転職組は要らないってことですか?内部事情の詳しい方教えてください。
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コンニチハ。 私、去年は不合格で、今年合格しました。 合格率は今年の方が低いですが、内容は去年の方が難しかったです。(個人的感想) いかに自分が勉強したところが出題されるか運みたいなところも多大にあります。 ちなみに、私は独学です。業界で実務に携わっているからといって、合格に近づくワケでもないようです。ただ、従業者登録されると、5年後に教科免除のメリットがあります。 真剣に半年勉強すれば、合格ラインにはいけると思いますよ。 頑張って下さい。
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今年の試験の合格率は全科目受験者で6.2%で昨年の7.7%よりかなり低下しています。 これに対し通関実務免除者の場合22.0%と昨年の21.1%より増加しており今年は通関実務が難しいといえます。 ただしここ最近通関実務は全体で60%となっており(以前のように通関書類作成の点数の基準がない)、最初の輸出入申告を完璧にこなせば、後は15問中3問でOKです。 個別にみていくと輸出申告はあまり問題ないと思います。運動用の手袋や衣類が95類ではないことさえ踏まえれば(知らなくても野球用のミットは4203に個別にのってます)特に問題はないです。 輸入申告の評価はけっこう大変です。輸出国での保管の場合の加算の有無、ロスを見込んだ提供物品の扱い。さらに加算要素を配分を容量で行えと指示があり見落とすとどつぼです。 また細かいことでもPort Wineが強化ワインであるという商品の知識を要求するなどけっこう大変。 3問以降は難易度が極端に格差。気密容器の定義を要求する4問は難問(分類は毎年このようなマニアック問題を1問は出す)。また評価の問題が多いので大変。 さて、税関の出題意図は推測するしかありませんが、今回でも合格者の65%は全科目受験で、実務経験が長く科目免除の者が大半とうことはありません。また実際の問題も、通関実務経験者が圧倒的に有利とはいえません(例えば評価の問題が多いですが、実務では評価加算が問題になる申告はそれほど多くありません(もちろんそのような場合は大変ですが、通関士でない通関従事者が関与することは少ないです)。 異業種からの転職組が必要とされるかは各社の事情による差が激しく一概にいえません(内部で十分にいて、試験合格してもなかなか登録しない業者もあれば、事業の継続のためペーパーでもすぐにほしいところもあります)。 注 科目免除の合格率は、税関発表の科目免除別の受験者数(実際に再に試験を受けた者)を分母に、合格発表の受験番号(100番台2科目免除。2000番台1科目免除)により算出した科目免除別合格者を分子に私が計算
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