結論から言いますと、「精神保健福祉士の必要性は有り」、「未来については、不透明」だと感じています。 以下、長文になりますが、読んで頂ければ幸いです。 求人は少ないなぁと思っています。 具体的に言うと、ハローワーク・インターネットサービスで ●年齢:58歳 ●勤務地:埼玉県 ●キーワード:精神障害者 とインプットして検索すると、数十件しか求人がありません。 私が勤務する精神障害者施設に、昨年26歳と28歳の新人が採用されました。 ひとりは臨床心理士の卵、もうひとりはアメリカの大学院を卒業し、研修としてソーシャルワークを実践していました。 これだけのキャリアを持ちながら、精神障害者関連の職に就くのは大変だっと言っております。 こちらは、細々と経営しているNPO法人にも拘わらずです。 当方、給与は手取りで約17万円。退職金もなしです。 ただし、新卒の場合は少々事情が異なります。保健センターや障害福祉課といった公的機関や精神科病院での求人があるからです。 これらの機関や社会福祉協議会に採用されれば、それなりの待遇をしてもらえるはずです。 統計のやり方にもよると思いますが、日本には約200万人の精神障害者がいると言われています。 また、症状としては退院可能なのに、受け皿がないため入院している精神障害者が7万人強いると言われています。 国民の医療費負担額がそれだけかさむことになります。国は、これらの精神障害者の退院促進を図っています。 その中心的役割を果たすのが精神保健福祉士とされています。精神保健福祉士の資格登録者数は約5万7千人です。 決して十分な数ではないと思います。ただし、この退院促進事業は遅々として進んでいません。 最後に、思い浮かぶ就職先を列挙してみます。 ●精神科病院や精神科のクリニック(精神保健福祉士がSSTや訪問看護を行うと診療報酬の加算対象となります。) ●保健センターなどの公的機関 ●社会福祉協議会 ●障害者自立支援法上の各事業所(就労継続支援・就労移行支援事業所や相談支援事業所、地域生活支援センターなど) ●介護保険の施設(老健や特養など) ●司法関係(かなりレアです) など等、かなり幅広い職域があります。
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