解決済み
国家公務員一種について廃止してそののちに総合職試験に移行すると聞いたのですが、 国家公務員一種の価値はものすごいものだと職場や実社会で体験してる身としては その変更によって今後どう変化していくかが心配です。 なにを目的にやっているのでしょうか? 今までは一種と二種は比べ物にならなかったのですが この移行によって一種のような圧倒性がなくなってしまうのでしょうか? すこし気になったもので、詳しい方お願いします。
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元キャリア国家公務員です。採用担当官経験あります。 民間企業における総合職と一般職のそれと呼称を合わせ人材の流動性高めようとしたことが背景にあります。 ご指摘通り旧国家一種の絶対性を薄めようとしています。 しかし、これは実は長年の課題です。 以前より旧国家二種以下の有能なノンキャリが捜査一課長などの例外を除いてなかなか課長になれない慣行がありました。 管理職のキャリア独占が弊害を生んでいましたから、ここに風穴開けて人材活用するための仕組みになります。 一般職採用者も働きにより総合職にキャリアアップ可能にしようと考えられています。 また、今まで旧国家一種は東大法学部出身のキャリア法律職の採用が最大で、次官も法律職が最多で法律職支配が顕著でした。 そのため行政職は試験区分はあるものの採用は5%以下、経済も三割以下など法律職の平均6割に差をつけられていました。 これを総合職にするにあたり是正し、平等に機会与えようという目論みがあります。 さらに、民間と呼称合わせることで民間から管理職を中途採用しようという考えがあるようです。 人事の硬直化は旧国家一種時代から大きな問題になっていましたから。 現在は幕末に近い状態で、官僚組織内部からの人材が役に立たなくなっており民間から広く人材登用するしかなくなってきています。 そのため、内閣府が出来て総理に権力集める方向になってから試験改革、人事改革も進められてきました。 総合職試験始まる前から既に採用の現場では立命館や明治など実績のほとんどない大学から採用を増やし始めています。 今まで社会一般に根付いた「キャリア公務員」というものへの幻想を払拭し広く人材集める意図があると言われています。 参考になれば幸いです。
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