教えて!しごとの先生
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弁護士という仕事を目指すということについて。 弁護士を目指している女子大生です。 しかし最近、弁護士を目指すべき…

弁護士という仕事を目指すということについて。 弁護士を目指している女子大生です。 しかし最近、弁護士を目指すべきか悩んでいます。 私は、ある弁護士の方の書籍を読んで、「私は弱者の味方。自分の信念に反する仕事はしない。」という所に感銘を受けて、弁護士を目指し始めました。 しかし、先日受けた法科大学院の面接で、「あなたは依頼者が来ても、自分の信念に反する仕事は断るの?自分が守りたい側と反対の依頼者は追い返すの?それじゃプロの弁護士としては失格だし、現実問題として食っていけないよ」と言われました。 確かに、弁護士は時には自分の味方になりたい側と反対側の弁護をしなければならないこともあると思います。 そういう人の弁護をする弁護士がいることで、どんな人も適正で公平な裁判を受けることができるという基本的人権が守られていることもわかっています。 しかし私は、自分は町の弁護士として、一般市民の相談に乗って、離婚や借金問題や損害賠償など…そういう日常的な身近な問題を扱って、悩みや苦しみを法的に解決していく…そういう弁護士になりたいと思っていました。 でも、面接で「そんなの理想論だよ。やりたい仕事だけやって弁護士と言えるの?弁護士としてやっていけると思ってるの?」と言われて… やはり私は現実をわかっていないのでしょうか。 弁護士というのは、自分の気持ちとは関係なく、依頼を受けたらどんな仕事もしなければならない仕事なのでしょうか。 私は弁護士という仕事に理想を抱きすぎていたのでしょうか。 現実をわかっていなかったのでしょうか。 私みたいな考えでは、弁護士を目指すべきではないのでしょうか。

補足

善悪の区別がはっかりつかないのが世の中なことは理解しているつもりです。 しかし、どちらかの味方になって仕事をする限り、立場に関して一貫性を持つことは、必要ないのでしょうか。 例えば、ある事件では強姦を受けた女性の損害賠償、ある事件では強姦加害者の刑事弁護をする、ということは実質的に相反することにならないのでしょうか。 そのように依頼を受けた場合、信頼を失うことにならないのでしょうか。

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知恵袋ユーザーさん

回答(4件)

  • ベストアンサー

    弁護士です。 弁護士を目指す方を見つけてうれしくなりました。 さて、そのローの面接ですが、私は最悪だと思います。 都内の中~上位くらいの私立ローでしょうか。 私も聞いたことがあります。「検察官になって・・・したいです。」と答えたら、 「何もわかってないね~」と答えた面接官がいることを。 理想を持つ者に対して、現実論を説くことなど無意味すぎます。 そういう古い考えが、若手の芽を摘むとか、想像力が欠如させる、とか思わないんですかね。 私は、その面接官のプロ論とやらにも反対ですね。 プロだからこそ、仕事に信念があるんです。 その信念に反する仕事であればやらないという考えがあってもいいでしょう。 だからこそ弁護士法には受任義務がないということもいえるでしょう。 >依頼を受けたらどんな仕事もしなければならない仕事なのでしょうか 「依頼を受けた」ということは、その仕事をすると自分で受けたわけです。 私にやらせてください!と言っているのに、やりたくないので辞めますは許されないですね。 やりたくないならやらなければいいんですよ。 ただ、弁護士の仕事の中核である(特に町の弁護士、と考えているならなおさら)刑事弁護は、 事件の内容がよくわからないままに受任します。 それで接見に行ってみると、反省ゼロ・わがまま・被害者への報復を考えているというとんでもない被疑者もいるわけです。 事件の内容を知ってから「辞めます」はダメです。最後までやるしかありません。 その面接官がどこまで本気か知りませんが、 私が面接を受ける立場だったら、そんなローは絶対に行きたくないですね。 理想に燃える受験生に現実がどうのこうのって、教える立場の人間が情けないです。 他の受験生には「収入が低いよ~」とか言っていないか心配になります。 まぁ、厳しいですが、態度の悪い面接官にあたったくらいで、 目指すかどうかを悩んでいるようでもダメです。 司法試験を目指すって、これから何度も「撤退しよう」と思うときが来ますよ。 それに全部打ち勝ってこその法曹です。 <補足を受けて> 相反しませんよ。 依頼者にはそれぞれ立場があるのです。 交通事故の被害者と加害者をはじめとして、紛争は一人では起きませんので、必ず対立している当事者がいます。 近年、被害者救済制度が充実してきていますが、担当するのは弁護士です。 犯罪者を普段弁護する人間が、被害者を救済するために加害者に損害賠償請求等するのです。 依頼者の利益のために行動するのが弁護士です。 ただ、強姦加害者の事件を受けないという選択をとり続けることは全く自由です。

  • 質問文読ませて頂きましたが、学校の面接で自分の考えと少し違う事を言われただけで、「弁護士という仕事に理想を抱きすぎていた云々」、「現実をわかっていなかった云々」、「私みたいな考え方では云々」と思い悩み、Yahoo知恵袋なんかで質問をして慰めのコメントを貰っているようでは正直この先大変だと思います。 これから法科大学院に入学という事は、もういい大人なわけですから、年相応に大人になる必要があると思います。面接官が何か寝言を言っているなくらいに思っておけばいいんです。 ただ、面接官の真意は分かりませんが、弁護士に相談に来る人というのは誰しも何か悩みを抱えていて、それを解決するために弁護士の力を借りたいから、わざわざ高いお金を払うのを覚悟してまで頼って来るんじゃないんでしょうか?質問者さんの言っていることは、その悩みを抱えた依頼者を、弱者とそれ以外に勝手に区別して、質問者さんが「弱者」だと感じない人については、依頼を拒否して追い返す、ということになるんじゃないでしょうか? 例えば、利息制限法の範囲内で貸金業を生業にしている会社が中小企業に貸したお金の回収を依頼してきた場合、質問者さんはどうするんでしょうか?貸金業者は「弱者」じゃないので、追い返しますか?貸金業者が担保を執行すれば借り手の中小企業は倒産して多くの従業員が路頭に迷うかもしれませんが、貸金業者にも従業員が大勢いるわけで、みんなプライドを持って働いているはずです。何ら法律違反をしているわけでもないのに弁護士に依頼を拒否されたらどう思うんでしょうか。 弱者とか強者のような主観的に一刀両断できるほど世の中は単純ではないです。弁護士の使命は社会正義の実現と人権の擁護とされていますが、法的なサービスを社会の隅々まで行き渡らせる事で初めてそれは実現されるはずです。個人的な意見ではありますが、弁護士が依頼者を弱者だの強者だの勝手に決め付けるのはそもそも正しくないように思います。 質問者さんの「理想」というのは、結局のところ、自らの少ない人生経験とある意味偏った個人的な価値観(申し訳ありません。誰しも個人的な思想信条に固執した場合、その考えは既に偏っているんじゃないか、という意味です。)に基づいて、恣意的に依頼者をえり好みするのに近いように思えます。おそらくですが、面接官は、ある意味極端な言い方で、その点について指摘したかったんではないでしょうか。 弁護士というのはただの資格ですから、どんな弁護士になるかはその人次第です。理想があるのであれば、それ自体は悪い事ではないと思います。面接官にどうこう言われる筋合いはないと思います。ただ、弁護士がみんな質問者さんのように極端な思想家だと、誰にも助けてもらえない人たちが世の中には大勢出てくると思いませんか?ロースクールに進学されるのであれば、その点については、今後の勉強を通じてよく考えてみて欲しいなと思います。 なお、他の回答者が既に述べている通り、弁護士倫理というものがあるので、弁護士として求められる職業倫理上、断ることができる、また断らなければならない仕事というものもあります。そのため、当然ですが、違法行為に助力したりする必要はないです。

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  • 大丈夫ですよ♪ 法科大学院に入れば非常に多くの弁護士の方と接します。 親が弁護士という院生も大勢いますし。 その中で分かってきますが、弁護士はどんな依頼も受けるわけではありません。 それは法曹倫理という授業でも習いますし、個人的にも教わりますよ。 弁護士法1条にある通り、 そもそも弁護士というのは社会的正義を実現するために存在します。 そのため、法曹倫理に反することは絶対にするなということを2年生の時に嫌というほど叩き込まれます。 例えば依頼を受けるときも、例え依頼人のためであっても不法行為はもっての他ですし、倫理的に不当だと考えられることもやってはいけません。 こんな程度でもしたらだめなの?と思うこともです。 広告で得意分野を書いたらだめだし、今までの勝率などを表示してもだめです。 その他、非常に厳しい基準があります。 相手の行為で出されるケーキなどのお菓子や、車で駅まで送ってもらうことであっても、特に検察官などであれば場合によっては相手の好意を頂く事もだめだと言われます。 違法なものはもちろん、不当なもの、道徳的にダメなもの、そしてそれだけでなく、弁護士として品性に欠けることをすることでさえだめだと叩き込まれます。 実際に弁護士の方にお聞きしても、少しでも依頼人のことを信用できなかったら依頼を受けないと言われます。 これらは3年後にエクスターンシップなどで実際にあなたが弁護士事務所で研修する様になったら分かります。 ですから倫理観や自分の信念に反する仕事は断っても構いませんし、実際に断っている方は多いです。 もちろん、お金儲けという点では不利かもしれませんし、そんなんで食べていけるの?と聞かれたら、確かにあまりにも拒否していたら食べていけなくなるかもしれません。 ですが、そんなことで諦めてはだめですよ。 結局、あなたはカマをかけられたのです。 どれだけ本気か、ということを試されたのです。 ですからそういう風に言われたら返答としては、 例え弁護士として食べていけなかったとしても、 バイトをしながらでも弁護士活動を続けます。」 と答えれば良いのです。 ちなみに、院生になったらそんな動機などはどうでも良くなりますよ♪ それよりも最近は当初よりも進級や卒業要件が非常に厳しくなってきています。 場合によっては卒業できるのが上位1割のみなどになったりします。 ですから、そもそもまずはローの入試、そして入学後はいかにして授業についていき卒業できるかが問題であり、 弁護士になってからのことよりも 毎週あるテストや予習、復習、課題、そして単位認定試験のことで 頭がいっぱいになりますからね笑 院生生活は想像以上に非常に厳しいものです。 ですから初心を忘れずに最後まで頑張ってくださいね♪

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  • 素晴らしい弁護士さんになれる気しますけど,,,,,,,,,,,,,,,,,。 犯罪者でも悪人でも弁護しなければならない大変な仕事だと思います。 私の実家が依頼してた弁護士は、 預けた土地を自分の子供の名義に替えたり、 5000千万ものお金を先に支払わせて全く動かないとかで失意の中で祖父と父は亡くなりました。 神奈川では正等な後継者の副住職を(長男)を法的に追い出し寺院の乗っ取りに手を貸した弁護士がのうのうとまだ弁護士でいたりするではないですか。 是非あなたの様な弁護士さんが生まれてほしいですよ。 法律の言葉や文章なんて外国語の様ですよ。 学の無い私にとっては。 法の通訳者として一般市民を助けて下さいよ。 頑張って下さい。 弁護士になるべきです。

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