メーカーの開発職とCROについて 私は現在薬学部の4年です。 先日、CROモニターとして働いている方に話を聞ける…

Question

メーカーの開発職とCROについて

私は現在薬学部の4年です。
先日、CROモニターとして働いている方に話を聞ける機会があり、友人と将来像について話していました。
友人はメーカーの開発職に行きたいらしいのですが、理由を聞くとその理由ならCROも完全に当てはまるのに、聞くとCROは興味がないと言っていました。

CROのメリット(メーカーの開発と比較して)として薬品や化粧品など様々な種の開発に携わることができる。
と聞いて納得したんですが、メーカーの開発職の方に話を聞ける機会がないのでメーカーの開発職のメリットがよくわからないでいます。

メーカーの方が給料面が優れているのは知っていますが、友人は知らないようでした。
CROは下請けという言葉の響きが友人を支配しているのかと思いましたが、実際にメーカーの開発職はとんでもない倍率になっていると聞いて驚いています。(CROは募集が多いからかそこまで激戦でもないような。)
給料面や福利厚生以外でメーカーの開発職のメリット(CROに対して)とはどんなものが有りますか？

私自身の進路はもう少し視野を広げてから悩もうと思っています。
よろしくお願いします。

補足

回答ありがとうございます。
確かにCROでは携われない開発職につかれている方はまた違ったやりがいを見出せそうですね。とても納得しました。
では、開発の中でもモニターとして活躍されている方とCROモニターとして活躍されている方とではどのような点で異なっているのでしょうか？
本格的に調べ始めたりはしていないのでごちゃごちゃになってきました。
具体的に教えていただけると嬉しいです。

Answer 1

製薬会社、CRO、どちらの臨床開発も経験しました。
う～ん、結論！入れるんならそりゃあメーカーが良いですよ(笑)
では、少々乱暴ですが、治験薬を赤ちゃんに例えます。
製薬会社は生みの母、CROはお金をもらって赤ちゃんの世話をしています。
産みの母はお腹を痛めた大事な我が子を心から愛しているし、成長する姿を常に見守ります。
ベビーシッターは他人の子だから愛情も育たないし、この子が育ったら、直ぐ違う子を育てなければならないからビジネスライク。
成長した子が努力して良い大学に入り、就職し、結婚して、産みの母は我が子の成長に目を細めますが、かつての育ての母はかれこれ10人目の赤ちゃんであたふたしています。
ひとつの新薬候補の何段階もの治験、そしてデータを回収して、解析し、膨大な申請資料をしたため当局に申請。
かたやサロゲートマザーのCROはその治験のごく一部に関わるだけ。違いは歴然でしょう。
とはいえ、逆にCROは単位時間内における治験の経験本数はメーカーの何倍にもなるので、ある意味「治験マシーン」とも言えるスペシャリストになれるため、CROに就職後5～6年の脂ののったあたりを抜いていく製薬会社が多いのも事実です。ワタシが以前在籍したCROからも製薬会社への逆輸入(笑)多いですよ！無論使えるヤツだけですけどね。
いろんなパターンありますが、一般的にはどちらにも色目を使い、基本は製薬会社に目標をおき、補欠にCROを据えるありきたりのパターンでは？

Answer 2

やりがいがぜんぜんちがいます。

ＣＲＯはあくまでも、受託業務です。できる範囲も限られます。
メーカーだと、開発といても、その中でもＰＶ、開発薬事など部署移動もあり得ますし、
転職も有利です。