>大卒ならば、大学のレベルは低くても一流企業に就職は可能なのでしょうか? 質問者さんのめざされる大学で、開示されている過去の就職実績を参考にしてください。大卒段階で必要スキルや資格を得ていることはなかなかに至難ですから、採用側は「入社後にいち早く資格を得たり経験を積んで戦力化してくれそうな人」を採る傾向にあります。その尺度が「偏差値」だったりするのです。 たとえば造船関係であれば、本会の船舶の建造技術に加えて客船であればマンションを建て、貨物船なら倉庫を建てる建設業要素があるために、建築士資格を得られる学部に進んで採用を得る方法があれば、設計関係ではなくあくまで建造現場に携わる工学系等の学部で採用を得る方法もあります。 文系分野であれば、船舶建造に関する事務その他で入り込んでいくわけです。いずれにしても学部分野が微妙に違っていても受かりはしますし、採用後に畑違いの部署へ配属される場合もあるとみていいでしょう。 そこで「偏差値」の尺度が決定的に作用します。建設業と考え方は同じですから、大元の一流企業の配下に子会社孫会社その他下請協力関係の会社のメンバーが寄り集まった大所帯で建造がなされていきます。直接は建造にタッチせず、大道具・小道具の部品部材関係の仕事も多くあるからです。 そういうことを、大学に進んでから少しずつ勉強していって就職先を決めていきます。造船に限らず「海」に関係することなら幅は広がり、かつて「商船大学」という名称だった東京海洋大や神戸大学海事科学部のように、船乗りを育てるための大学に進めば、就職先は嫌でも「海」に関係するところが主になります。 進路をどうするかは確かに大事な問題ですが、いまの時点で就職先まで絞り込んでしまうと受験そのものが焦点ボケしてしまいますから、受かった大学の就職実績で可能性を確かめていく順序が望まれます。就職そのものは進学予定である限り、高3段階で焦ることはありません・・・
< 質問に関する求人 >
造船(東京都)この条件の求人をもっと見る
求人の検索結果を見る
< いつもと違うしごとも見てみませんか? >
覆面調査に関する求人(東京都)この条件の求人をもっと見る