現在進路のことで悩んでいる高3です。診療放射線技師に興味をもちました。 そこで質問なんですが、診療放射線技師の内部事情…

Question

現在進路のことで悩んでいる高3です。診療放射線技師に興味をもちました。
そこで質問なんですが、診療放射線技師の内部事情というか、なる前には知らなかった仕事内容とか、職場での立場などを教えていただきたいです。
あと、診療放射線技師の仕事内容で嫌な仕事と、やっててよかったと思ったことを教えていただきたいです。
回答よろしくお願いします。

Answer 1

内部事情なんて、高校生が想像できるものとは全然違うことは確か。

30年以上前は、技師不足でちやほやされていたし、綺麗な写真を撮るのは、
それなりに経験が必要な、職人仕事的な所もありました。
現在は技師は余り就職難で、デジタル化されたおかげで、失敗も修正でき、
病院内でさえ「誰でも出来そうな仕事」扱いは強くなった気がします。
早い話、学校の用務員さん的な、いなけりゃ困るけど、さほど存在感はなく、
リスペクトもされない、いまでは微妙なポジション。

チーム医療なんて言葉があるけど、組織が大きくなるほどテリトリー意識も
強くなって、技師が手を出せるところ、口を出せるところの制限は強いです。

看護師とかなら、医師と密にコミュニケーションをとっていますけど、
技師は「照射録」という伝票一枚で、働かされる仕事がメインですから、
下手したら、丸一日医師の姿を見ることもなく終わることもあります。
一種の離れ小島。島流し。

だから、ぼくは他のテリトリーを自由に動き回れるポータブル撮影が
意外と好きでしたね。

嫌だと思うことも、やりがいを感じることも、人それぞれだし、職場によって
大きく変わるけど、ぼくのまわりで技師を辞めた人のよくある理由は、

(1) 良い転職先がない。見つからない。
(2) 出世がほとんどない。登りつめても技師免許じゃ課長クラス止まり。
(3) 医師の指示でしか仕事が出来ない。一生、医師の下で働く形。

意外と、反動からか、自分で小さな会社を興す人多いです。

「やりがい」も、そんな制約の中から、自分で探すものです。
ときどき「患者さんから『ありがとう』って言って貰ったとき」なんて
言う人いるけど、技師ならではの事ではないし、それがやりがいになるなら、
医師や看護師のが向いてるってことじゃん。って突っ込みたくなります。

これは技師にしかできない「やりがい」ってのは、ほとんど重箱の隅に
あるようなものなのです。ぼくの場合、ポータブル撮影とか…。(笑)
同じ技師仲間に話しても共感はされにくい。

「自分は放射線技師に向いていると思い、この道を選びました」
というのは、まず勘違いで終わります。
でも、勘違いでいいのです。現場に立って、想像したとおりだったなんて
人は、まずいません。想像もしていなかった環境に、戸惑いながらも、
環境に合わせてどう修正できるかが重要です。

どうにも修正の利かない人は辞めます。

以上は、ぼくの個人的な意見。
安易にベストアンサーを決めず、いろんな人の意見を聞きましょう。

Answer 2

高３シリーズかぁ
今月で何本目だっけ？
３６の高３おっさんｗ