馬術の競技会について質問があるのでリクエストさせていただきます。 競技会にはカテゴリというものがありますが、それはどう…

Question

馬術の競技会について質問があるのでリクエストさせていただきます。
競技会にはカテゴリというものがありますが、それはどういった基準でカテゴリがつくのでしょうか？またカテゴリがつくと何があるのか競技会のカテゴリの概要を教えてください!

Answer 1

まず日本馬術連盟という枠で言いますと、現在カテゴリー制度がある競技会は障害公認競技会だけです。
日馬連公認競技会とは基本的に全日本大会に向けての予選会という位置付けです。
★～★★★まであり、ざっくり言いますと★が多い方が競技難易度が高くなり、賞金も高額になります。審判員やコースデザイナーの資格もより上位の物を所有していることが必要となります。この結果順位に対して与えられる全日本大会への出場資格ポイントも大きくなっています。もちろんこれは公認競技に限ってのことですので同競技会で行われる非公認競技の難易度がどうかはそれぞれです。相対的ですが★★★の方がトップの選手、馬が集まりますので競技の難易度UP＋ライバルが手強いということになります。又、★が多くなるほど競技会の数が少なくなり、日程が重複しないように調整されます。
詳細は日馬連HPhttp://www.equitation-japan.com/index.php?menuindex=download_rule&acno=17参照下さい。

また国際馬術連盟（FEI）公認の競技会でも同様のカテゴリー制度がありこれは障害、馬場、総合にあります。（というようり日馬連が準拠した）★～★★★★★まであり★★★★★になると数万人が訪れるビックイベントとなります。もちろん★★★★★競技会は賞金も高額ですし難易度も半端じゃなくなってきます。基本的に一握りのトップライダーしか出場出来ません。ここまでくるとライダーも、馬もショーを構成する重要なタレントとなりますのでその辺の有象無象はお呼びがかかりません。（基本的に選手は招待）
但し、総合競技だけはいささか★に対する考えが違い、★の数が端的に競技の難易度を表します。これはルールブックにも規程されており、クオリファイ制度（詳細は割愛しますが）といわれていますが、下のカテゴリーで実績がないと（ライダーも馬も）上のカテゴリーの競技には出れませんし★★★以上に上がったら（人馬とも）一部の例外を除き下の競技会には出れません。もちろんライダーが★★★★の実績があっても馬が★の実績しかなければ★の競技会に出場できます。というより馬が★の実績しかないので上位競技には出場資格が無いということになります。

障害も馬場もオリンピックや世界選手権の出場資格には★ｘαの競技会でこの位の成績がないと出場資格が無いというものがあります。（他の競技での標準記録みたいなもの）。実はこれが日本人選手のネックになっています。前述のように★の多い競技会への出場には招待される必要がありますので、成績云々の前に★の多い競技会に易々出場出来ないのです。
又、誤解されないように言いますが、オリンピックに関してはこの成績は出場してもいいですよという最低限の物なので、クリアしたからといってオリンピックに出場出来るわけではありません。サッカーなどで目にするかと思いますが、まず地域での予選を勝ち抜く必要があります。ロンドンでは総合馬術チームが奇跡的に地域予選でメダル候補オーストラリアを破り団体出場権を得ました。さらにこの後、成績的に出場資格を得た人馬で選手選考が行われ、晴れてオリンピック出場となります。従いまして地域予選を勝ち抜いたとしても、その後何らかの事情で出場資格を得た人馬が居なくなった場合には出場枠は返上ということになってしまいます。
余談ですが日本に敗れたオーストラリアですが、総合馬術のオリンピック出場規程には団体出場権を持った国の選手を除いて、各国5名まで世界ランキング上位から全出場選手が75人になるまで出場資格を与えるというのがあり、強豪のオーストラリアにはランキング上位の選手がごろごろ居ますので、ロンドンでも団体メダルの有力候補に間違いはありません。実際には地域団体予選で国として枠を取ってしまうと、その後オーストラリア内で熾烈な代表争いとなってしまう為、地域予選に今一気合いが入って居なかったという話もあります。必死にランキングを上げて自分の力で出場権利を得ようという選手が多かったようです。

馬場の法華津さんがロンドン出場を決めたことが話題になりましたが、これは当該地域（日本はグループ8）でチーム出場枠を持たない国（日本はチーム予選参加せず）から出場基準を満たした世界ランキング最上位者が出場できるという規程により代表になりました。障害は杉谷選手が前回の世界選手権の成績と、地域予選会の成績で1人で2枠を日本にもたらしました（チーム予選は敗退）。従って1人は杉谷選手で、まもなくこの残りの一つの枠をかけて代表選考競技がドイツで行われる予定です。

Answer 2

せっかくのﾘｸｴｽﾄですが 質問の真意がよく解らないのと 自分自身で納得出来る解りやすい回答が書けません。

他の方に依頼して下さい。