現在、大学2年生の者です。大学は早慶経済系の学部に属すものです。 私は税理士の資格に興味があります。税理士業界の将来性…

Question

現在、大学2年生の者です。大学は早慶経済系の学部に属すものです。
私は税理士の資格に興味があります。税理士業界の将来性や資格試験の実情について教えてください。1年生のときに簿記1級程度の学習をしていて今年の6月、１１月に受験予定です。当初は会計士を考えていたのですが、合格者の激減や、就職活動との両立ができない点から会計士はやめ、税理士に興味を持ちました。業務内容的にも中小企業について興味や面白みを感じているので、仕事内容については問題ありません。
私の予定では在学中に可能なだけ、科目合格をして就活やゼミを両立して、会計事務所などで働きつつ残りの科目を合格する予定です。

そこで具体的な質問なのですが、早慶の経済系の学部であるため他の大勢の大学生にくらべると比較的に就活で有利である状態であえて税理士試験に臨むのは賢い選択といえるでしょうか？

私の希望は将来的に３０歳ぐらいから年収１０００万で自分の仕事に誇りをもっていられることです。さらには自分がそうでなかったので家族との時間を大切にできたらなとおもっています。

そのことをを踏まえて業界の将来性と受験生時代の話を経験者のかたから伺いたいです。

Answer 1

私は会計士論文不合格から税理士試験に転身しました。
自分の経験と周りの状況を見て言わせて貰います。

まず、会計士を辞めるのは正しいと思います。
そして税理士ですが、新卒を捨ててまで取得すべき資格では無いと思います。
受験者層から感じるのは「敗者復活」です。
2世の人は余裕かまして遊んでますが…

30歳で1000万というのは勤務税理士ではまず有り得ません。
この業界で平均年収を釣り上げているのは2世やOB税理士だと思ってください。
後、予備校のパンフレットの平均年収は事務所の「売上」を年収として載せていたり、かなり古いものだったりするので鵜呑みにしないでください。

30で1000稼ごうと思ったら証券や商社、外資等平均年収がとにかく高いところに行かないと無理です。同じ年齢ではマスコミやメガバンク、外資、弁護士なら1000～2000の人はいます。
私は早稲田卒ですが、勤務税理士で30で1000何て周りにはいません。
歩合で恐ろしいほど営業力が有る人なら行ける可能性がありますが極めて稀でしょう。

税理士業界は努めでは給料は高くありません。
福利厚生等を考えると有名企業のほうが給料が良く安定しています。
会計事務所は調べてもらえば解りますが薄給激務の割合がかなり高いですよ。
給料や時間を優先するなら全く合わない業界です。
そもそも。事務所は独立するまでの修行場みたいなものですから。

業界の将来性は基本的に斜陽です。
不況で企業数は年々減っていますが、逆に税理士は増えています。
ですから、独立が厳しく勤務税理士や合格しても未登録の人が増えています。
最近は会計士合格無職や職にあぶれた高学歴の人が参入してきている感じがしますね。

今の時代、文系資格で安定して稼げるのは医師くらいだと思いますよ。
苦労して勉強し続けてる私より新卒でメーカー等に務めた友人達のほうが、金も時間も安定もありますよ。

Answer 2

＞将来的に３０歳ぐらいから年収１０００万
これを基準に言えば、全く賢い選択ではないです。むしろ、非常に愚かな選択と言えます。

＞自分の仕事に誇りをもっていられること
これを基準に言えば、仕事してみない限りには何とも言えません。
場合によっては◎。場合によっては、×もあります。
ハッキリ言って個人差は激しいでしょう。

＞家族との時間を大切
働く事務所によります。定時上がりができる事務所もあれば、残業ありな事務所もあります。
もちろん、給料も仕事量に応じて変わります。

結局のところ、何を大切にするかで基準なんて変わるし、感性でしかない。
仮に、年収などで考慮しても、その分働いている時間が長いだけ、というオチもあります。

私の父はそういう感じです。
それなりに貰っているようですが、家の事は母に任せています。
完全な昭和的家庭で、普段は帰ってくる時間も遅かったし、休日はゴルフ。ゴルフじゃない日は趣味に没頭しています。

まあ、本人がそれで良いと感じているようですし、
私自身も世の中そういうものかとばかり思って育ったので特に気にせず育ちました。

将来的なことを言っても、
結局、どこに住むのか、どんな生活を送るのか、そして子供教育費です。

お金が無いから幸せになれないとは思いません。
貧乏な生活であっても、逆に、誕生日の時だけに食べれるショートケーキがとても幸せになんて昭和的な話もあります。
毎日、ケーキが食べれたらそんな感覚は無くなりますよね。

それに、高そうなレストランに行かされても、そんな食い物より、ファミレスのお子様ランチのほうが何十倍も旨かったりします。

また、マイホーム神話も崩れつつあります。
地価の事でもそうだし、修繕費を考慮すると崩れるのもわけないです。

教育費に関しても、定時上がりの職に就いて、ご自分で教えればいいじゃないですか。
一緒に悩みながら勉強するほうがいいかもしれません。
考える力や解決力が子供の内から、自然と付きますから。

Answer 3

私の考えとして、最良と思うのは、質問者の予定どおりです。ただ、会計事務所にこだわらない方がいいと思います。理由は簡単です。中小規模な事務所だと、やたら忙しい割りに給与は安く、待遇が最悪だからです。はっきり言って折角早慶出た意味がなくなります。簿記も２，３級レベルだといくらでもいますが、１級レベルとなると企業側の評価もかなり違うはずです。従って、あなた自身の希望を叶えたいなら、早慶出身＋簿記１級のスペックを生かし、業界にこだわらずに一流企業に就職でしょう。その上で在職中に税理士合格目指す。この方法なら一番稼げる道だと思います。とは言え、３０歳で１０００万円は無理ですが。と言うより、税理士でも１０００万円なんて稼げるか、は微妙です。

Answer 4

都内大手会計事務所で働いている者です。

参考になるか分かりませんがお答えします。

まさにこれから会計事務所で働くことが楽しいと理解するという段階ですね。

会計事務所は、何と言っても安定していますし、活動の幅が無限で非常に魅力的です。

さらには会計事務所はお客様数が劇的に減るということはありませんからその点安定しています。

とにかく会計事務所は非常にやりがいのある仕事です。
とにかくお客様に喜ばれる仕事です。

だから私自身毎日が充実しています。

参考までに、会計事務所で働く際の心構えをまとめてみたのでこちらも参考にしてみてください。
サイト名：会計事務所経営支援塾
http://ameblo.jp/shienjyuku/entry-11209951725.html