大学教員になるには、博士号がなければ極めて難しい、と考えて下さい。 大学の求人(教員公募)ばかり集めたサイトがあります。そちらを見ると、わかりますが、大半の大学が「博士号を持っていること」を応募条件としています。学者(研究者)というと、大学教員に加えて、大学以外の研究機関や民間の研究所、博物館などに勤める人を含みますが、これらの職業も同様です。文系は理系ほどシビアではない、とも言われますが、文理融合という名の理系優遇が進む中で、純粋な「文系教員」の求人自体が減っていますから、あまり有益な情報とは言えません。 若手の、助教(助手)を採用する場合で、特にその大学出身の修士ならば、「自分のところで博士号を取るように」という意味で修士だけで採用することがまれにあります。 また、特別な職業についている人が、職務上の顕著な業績によって、大学教員になる、という場合は、学位や学術的な業績は不問にされることもあります。マスメディア関係の学部に、新聞社のデスクが採用になる場合、などです。また、シンクタンクの社員や国際公務員なども、大学に採用されやすい職業ですが、シンクタンクへの就職と、大学に採用してもらえるような顕著な業績を上げることは、博士号が必要か、そうでなくても博士号を取るより大変そうです。また、大学教員として採用される類の国際公務員になるのは、やはり博士号が必要です。
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