商業登記での一括申請ができる場合として ①申請人が同一 ②管轄登記所が同一 ③登記簿の種類が同一 ④法令が一…

Question

商業登記での一括申請ができる場合として

①申請人が同一
②管轄登記所が同一
③登記簿の種類が同一
④法令が一括申請を禁止していないこと

とあるのですが③の登記簿の種類が同一とはどういう意味でしょうか？

まさか、商業登記簿と不動産登記簿ではないと思うのですが・・。

そうなると実質、法令が禁止している以外は
すべて同一の申請書で申請することができてしまいますし。

どなたかご教示いただけませんでしょうか?
よろしくお願いします。

Answer 1

一括申請の「登記簿の種類が一緒」というのは、
例えば、個人商人の登記で、商号の登記と未成年の登記を一括申請することはできない、ということです。
登記簿が異なれば登記処理上不便なうえに、登記の過誤を生じるおそれがあるからです。

登記簿の種類は、
1 商号登記簿
2 未成年者登記簿
3 後見人登記簿
4 支配人登記簿
以上が、個人商人
5 株式会社登記簿
6 合名会社登記簿
7 合資会社登記簿
8 合同会社登記簿
9 外国会社登記簿
以上が、会社の場合、となっています。（商業登記法6条）