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歯科医は余っているのにどうして医者は医師不足なのですか?

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    歯医者は全ての人が歯が専門です。 多少、インプラント、入れ歯、差し歯、歯石、かみ合わせなど専門にわかれることもありますが、それほど多くはありません。 その点、医者の世界はその専門性が高いです。 一口に内科といっても、循環器内科、腎臓内科、呼吸器内科、血液内科、膠原病・アレルギー内科、消化器内科、代謝・内分泌内科、感染症内科、脳・神経内科は少なくともあり、さらにその中で循環器内科の中でも、心筋梗塞、不整脈、大動脈解離などいろいろな専門に分かれています。 昔より医療の進歩により、専門性が高くなりすぎているため、分野や医療技術が増えているため、相対的に医師が足りなくなっているのかと思います。 また、個人的な意見ですが、昔と比較して女医さんの数が増えたことが意思不足の原因かと思います。 医師免許を持っている数は厚生労働省も把握をしていますが、実際に働いている医師の数は把握できていません。 上記のように高度に発達した医療では、出産・育児の後にすぐに現場に復帰することは、すでに時代遅れになっている場合もあり、並大抵の努力では戻りにくい環境となっています。 このことを踏まえると、実際に働いている医師の数は減っているかと思います。 最後に、科の偏在もあります。 医師といっても、眼科などは歯科と同様に余っています。 その点、小児科や産婦人科、救急科など、訴訟のリスクが高かったり、労働条件が悪い(もともと医師には労働基準法の労働時間は適用されません)ところには、人気がなくなるのは仕方のないことかと思います。 地方には医者が少なく大変な労働環境の中、地域の医療のために一生懸命にやっていて、結果的に患者が死亡してしまったら逮捕までされたケース(福島の大野事件など)があるので、そんな科は行きたくないと思うのは普通の判断だと思いますし、行きたいと思うのは自殺行為と考えてもよいかと思うぐらいです。 ながながとなりましたが、ご参考になれば、幸いです。

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