アパレルメーカーとOEMの間に、商社が入ってお仕事をする時があるのですが、これってなぜなんでしょうか？ 付属品を手…

Question

アパレルメーカーとOEMの間に、商社が入ってお仕事をする時があるのですが、これってなぜなんでしょうか？

付属品を手配する際でも、間に商社が入って手配する事があります。

実はアパレルに就職をしたばかりで、まだ良く分かりません。。
どなたか教えて頂けないでしょうか？
宜しくお願い致します。

Answer 1

恐らく アパレルメーカーに就職された方ですね
会社の方に聞いて頂ければ解決する事だと思いますが
貴方が、業界の外に居た時 つまり お客様側に居た時では
知らなかった事 見えなかった事をこれから業界人となり
見聞きして行く事の一つの事柄ですね
洋服は、そのブランド そのメーカーが全てを
デザインし企画し製造しているとお客様側の皆さんは
思っていると思いますが
実は、アパレルメーカーが全ての商品を製造しているわけでは
ありません
100%自社企画・100%オリジナルというメーカーもあるかもしれませんが
多くが OEMを活用しています。
このOEMの企画・製造を担っているのが
一般消費者からその存在を知られる事がない
専門商社・繊維商社という 所謂 隠れ優良企業です。
こうした商社が企画し製造した商品を自社製品として
分けて頂いているのがアパレルメーカーの存在です。
商社が製造した商品を各アパレルメーカーが買って
それをそのメーカーの商品として消費者へ販売している
という流れになりますね。
付属品を手配するにも・・・貴方の会社がその付属品会社との
取引口座がなく スポット対応したい場合
あらゆる企業との取引口座を持っている商社を活用して
付属品を手配しているケースや
OEM商品の付属品をなんらかの原因で
取り寄せなければならない場合 OEM元へ発注しなければ
ならないケースが考えられると思います。
業界内の人でも特に小規模小売業者製造業者でしたら
商社の存在を知らずして従事している人が多数いる
それ程 一般的に影の存在なのが専門商社です
これから三ヶ月半年と業務に携わっていれば
商社の事についてもっと知る事が出来ると思いますよ。

Answer 2

製造する会社 というのは「良いものを造る」ことだけに特化しています。
ですから物流部門・サービス部門には強くないのだと思います。

また製造会社は、リスクを少なくするために
在庫をほとんど置きません。造っては出荷し、造っては出荷しの
繰り返しで、必要最低限度の在庫しか置いていません。
またメーカーは少ない数で出荷しても赤字になりますし
少ない数量に宅急便の送料を乗せて出荷した場合には
商品代が高くなってしまいますから
大量発注をしてくれる問屋や商社のほうが都合がいいのです。

商社はメーカーが決めた発注ロットを守りながら発注をしていきますし
アパレルメーカーさんが要求する納期までに納品させても赤字にならないように
物流方法を構築しています（他の得意先分もまとめて発注し、まとめてトラックに乗せる）。

製造会社は、細かい納品条件まで聞いていると赤字になってしまうので
そうした細かい話は、商社が入って、どちらの要求も聞き取って
調整納品しているのだと思います。