私は今中学3年生なのですが将来のことについて非常に迷っています。 将来は医療に携わる職に就きたく看護師さんに憧れが…

Question

私は今中学3年生なのですが将来のことについて非常に迷っています。

将来は医療に携わる職に就きたく看護師さんに憧れがあり看護の道に進んでいこうかな、と思っていました。

ですが最近やっぱり直接患者を助けられる医者になろうかなと思いはじめました。

でも医者は患者の命を預かるとても責任のある職業です。

私は私自身がそんな責任感のあることをできるとは思えません。やることも適当で不器用です。
そんなこといったら看護師さんも命を預かる職業ですが、私が医者になるとしたら手術をする外科を志望します。すると手術でミスがあったら大きな問題ですよね？

私はそれが怖いです。

医学部で学んでいくうちにそうした責任感は養えますか？

また私はいろいろあって形成外科の先生になりたいです(今のところ)
形成外科の先生の大変なことを教えてください。女だと大変ですか？

Answer 1

看護師が投与する薬の量ややり方を間違ったら、患者がなくなることもあります。
手術のミスで患者がなくなることもあります。
どちらも大きな問題です。どちらが楽とかそういったことはありません。
ただ、どちらも病気やけがの患者の助けをする仕事ですが、内容は全くちがいます。
看護師は患者さんの身の回りの世話から診療の補助が仕事、医師は検査、治療の決定、施行が仕事です。
患者さんの生活から助けてあげたいなら看護師、患者さんと余り接する時間は無いが実際に治療をすすめたいなら医師ですね。

責任感に関しては、医学部で学ぶことで養うのは難しいでしょう。
大学に入る時点でそういったものはすでに身に付けているべきものです。
残念ながら、責任感がない医師もいますが、質問者さんみたいに「責任がある仕事をできるか心配」と考える人は大丈夫、しっかり身についています。

形成外科は皮膚科、眼科などとならんで「楽な科」と思われがちですが、病院によってまちまちで、正直ちょっとした外科より大変だと思います。
大変な点を羅列します。
緊急でやらないといけない外傷手術が多い。仕事中のけがは終業時間直前に起こす人が多いので、夕方から未明までの手術になる。当然翌朝も朝から通常勤務。
他の科で癌などを取った後に、再建といって組織を作りなおす手術を担当する。癌が取り終わった時点で夕方となるので、夕方から未明、早朝まで手術を担当することになる。
外からみえる部分の手術が担当なので、患者さんの訴えが多い。
美容的な手術になると、クレーマー等も多い。
手のひらや顔面の外傷は正直グロイ。いつもお腹の中見ている看護師さんでも気持ち悪くなることがあるくらいだから、そういうの苦手なら難しい。
転職などが難しい。

いい点
手術する患者は基本的に内臓は元気な人が多いので、手術後の管理が比較的楽。
改善が患者さんにもわかりやすいので喜んでもらえる。
女性だと乳房の再建など、患者さんも女医さんを希望することもあり、活躍が期待される。
他の外科系の科に比べ、女性が多いので受け入れ態勢はまし。

まあ、ただあまり形成外科がいい点ってないですから、最後はどの程度やりたいか。
僕はやりたくてやっているので、日々楽しいですよ。過労死しそうですが。

Answer 2

責任感を養えるかどうかは自分次第ですね。でも、学んでいくうちに自覚するようになるのではないでしょうか。形成外科には女性医師も沢山いますし、医学部自体が女性の割合が増えています。また、国家試験の合格率も女性が男性より５％程度上回っていますから、全体的にも女性医師の割合が増えています。形成外科に限らず大変なことはどの診療科にもあります。学んでいる間に目指す診療科を変える方もいますし、臨床研修が終わるまで専門分野を決めない方もいますから、まず、医学部を目指して勉強を頑張ってください。