実際に就農できる道があるかどうかといえば、有ります。 ただし、成功できるかどうかはかなり厳しいです。 その理由は土地もない、機械もない、知り合いもいない、ナイナイづくしの中で始めなければならないからです。 農業の基盤は土地です。それも北海道は夏秋に収穫がメインです。露地ものであれば6月〜10月に一年分の稼ぎを得なければなりません。つまり、土地の利用効率は本州の府県に比べると格段に落ちます。そのため本州に比べれば農地の価格は安く設定されています。なので、同じ投資で倍以上の面積を確保することができますが、それをこなすためには相当の機械投資が必要になります。 そう考えてくると土地、機械などにかなりの投資が必要になってきます。一代で土地や機械を取得して初めても、利益分はほとんど借入金の返済で終わってしまうかもしれません。 だからといって、北海道でまったく農業がダメかというと、そうとも言い切れません。北海道だからといって土地利用型の農業をやる必要はないからです。ビニルハウス栽培でハウス内の回転率を上げて野菜や花などを作れれば、比較的少額の投資で始めることも可能です。 いずれにしても、その産地の特長を見て、自分にあったところ、作物を選ぶ必要があります。農業で一番大変なのは作ることよりも売ることだからです。人よりも高付加価値のものを作り売る。そういったビジネスができれば、成功の道も開けてきます。 北海道で農業を始めるための情報を得るには、まず北海道農業担い手育成センターを尋ねることです。 毎年、札幌、東京、大阪で説明会を開催しています。説明会では、担い手センターの説明の他、実際に新規就農者を受け入れてくれる市町村のブースもありますから、そこで具体的な質問をぶつけてみることも有意義でしょう。最近は独立して農業をやるよりも、法人に就職して農業をやる農業サラリーマンに人気が集まっているようです。まず研修のつもりでそういった門を叩いてみるもの手かも知れません。 農業といっても自営業ですから、最後は個人の体力と資金力になります。農業を始めてしまうと農業から収入を得るしかほとんど道はありません。今のうちに資金を貯めて将来の夢に備えてください。 「北海道農業担い手育成センター」 http://www.adhokkaido.or.jp/ninaite/index.html
土地があれば可能。北海道は日本の食料自給率の要であるから立派な食物を育てることができれば年収3000万は固い。あなたに実力があれば独立して日本の農業を支えてください。
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