解決済み
「職業に貴賤なし」という言葉。言わんとすることはわかります。でもどうしてこんな言葉ができたのでしょう。どうしてこういう言葉が必要なのでしょう。皆さん、どうお考えですか。 気まぐれ妖精
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専門じゃないし、こういう哲学的な問題には答えないことにしている のですが、ハンドルの「気まぐれ妖精」というのが気に入ったので、 まさに、気まぐれで回答することにします。 職業に貴賎なし。 これは、全ての職業というものが、人の営みに必ず必要だということが 前提で成立している言葉です。 これは例えが非常に悪いし、現代では少なくなりましたが、トイレが 現代のように水洗式でなく、かつ都市部で農家が激減した社会において 各家庭に溜め置きされる糞尿を、汲み取って処分する職業がありました。 ほんの30年前まで、強烈な悪臭を漂わせながら街中を移動していく人々 の存在があった。、 いわゆる「バキュームカー」という自動車に乗り、毎日の仕事に従事する、 この職業は賎しいのでしょうか? 仮に、賎しいのだと決めつけ、その職業を人々が忌み嫌い、生活困窮者 でさえもなりたがらないものだったとしたら、当時の人々はどうやって 用を足せばよかったのでしょうか? 毎日、当たり前のように捨てるゴミ、食べ残す食事、生ゴミを回収する 職業は賎しいのでしょうか? 賎しいから、なるべき職業でないとして、なり手がいなくなったら我々は、 ゴミをどう処分すれば良いのでしょうか? ある国では、地震と津波のために原子力発電所がメルトダウンを起こし、 それを食い止めるために危険を考えずに作業する人々がいます。 そのほとんど人々は、無能なわりに金だけは持っていて原因そのものを 作った電力会社から請われて、5次6次受けの違法すれすれ(ほとんど 違法)の派遣労働者ですが、これは賎しいのでしょうか?それとも貴い のでしょうか? 以上から考えると、言葉の成立や存在自体に意味はないのかも知れない。 しかし、古くから底辺でそういった厳しくも低賃金の職業に甘んじてきた 人々がいたこと、そして現代でさえも存在することは事実です。 だからこそ、その言葉が必要なのではないか、そして、全ての職業人に 対して、我々は敬意を払うべきなのではないか、そういうことをあらためて 教えてくれる言葉ではないのだろうか? そのように思いましたが。 気まぐれジジイ。
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