転職活動をしています。田舎に住む、農家の長男です。大学は卒業してますが、学んだ専門分野を仕事にいかせなく、転職を繰り返し…

Question

転職活動をしています。田舎に住む、農家の長男です。大学は卒業してますが、学んだ専門分野を仕事にいかせなく、転職を繰り返してきました。資格を取り、独立して生計を立てられたらと思い、某会社の参考書を買い、司法書士の勉強をしています。
生活もありますので、仕事を探してもいます。自分としては、独立も大変なことだと聞いておりますので、定年まで会社員として働けることができたら一番いいのではと思っていますが、不景気で、だいたいの求人が、初任給が14,15万円、ボーナス未定という条件で、どこまで自分はがんばれるのかと不安になってしまいます。転職に有利な資格もありませんし、現在35才で独身です。家と両親を守りたいので、都心に行くつもりはありません。こんな自分ですが、人並みに結婚し、子供もほしいです。挫折した経験から、社会でどうやって生き抜けるのか、前がよく見えない状態です。なんでもいいので、何かアドバイスをいただけないでしょうか？

Answer 1

仕事を探す上で必要なのは、ご自身がどいうことをしたい、ということではないでしょうか？

家のこと、結婚の希望があることはプライベートな面での希望としては明確ですが、仕事面では面接でアピールできるポイントではなく、むしろ県内での引越も無理といった感じでマイナスかと思います。

しかし、ご経験をふまえて、どういう仕事をしたいのか、と明確に企業側にアピールできなければ本当にどうしようもないと思います。仮に半分以上創作された希望でもいいので言えるようにすることが大切だと思います。

また、資格にこだわっているようですが、資格試験の勉強をしていることは言わないほうがいいでしょう。合格したら辞める人と思われかねないですし、企業の方から見たら「自分達よりも上を目指している奴」と思われかねません。

定年まで勤めたいという希望も分りますが、35歳なのですから、大学を卒業してからの経験（失敗も含む）をふまえて、どのように社会人としてどんな仕事をしたいのか、というところでしょう。大学で専攻した「専門」性がいかせなかったということですが、何を言ってるのですか？ その専門性がご自身の希望するような就職をもたらしてくれなかったのであれば、忘れましょう。あるいはそれをベースに別のことをする柔軟性を訴えていかないと、採用担当者も困ってしまうでしょう。

不景気と認識しているのであれば、やれることはやりましょう。やれることをやってから資格を取るなり、本当にやりたいことを実現すればいいのです。そう、物事には段階というものがあります。正直、就職の話と家の話と結婚の話を一緒にしている時点で、話としてまとまってないと思います。

低い給与に抵抗があるのは分りますが、高い給与の仕事を探すため必要な経験を得るためには低い給料の仕事をする必要があるかもしれません。職種によっては永遠に給与が上がらないものもありますが、職種によってはステップアップして役職を昇給を勝ち取れるもののあるのです。ただ、どういった道が最適なのか。それは、あなたの希望が明確にならないことにはご自身を含めて「正解」が分らないという泥沼にはまるだけの道を選んでることにもなりませんか？

前が見えないのは自分に正直になりきれていないからです。本当の正直な気持ちと現実との間に、どこか交わることのできる点はあるのですから、見つけてください。そうすれば、気持ち的にもラクに前進できるようになることでしょう。