建築設備士は設計だけで 設置は行ってはいけないらしいのですが 設備の設置をするのはどんな職業の方ですか？

Question

建築設備士は設計だけで
設置は行ってはいけないらしいのですが
設備の設置をするのはどんな職業の方ですか？

Answer 1

適切なご回答が出来るかどうか不安ではありますが、書いて見ます。
例えば、５００万円以上の建築工事を受注しようとすると、建設工事業の許可を受ける必要があります
これには、沢山の種類があって、塗装なら塗装の建設許可が必要であり、電気なら電気工事業許可が必要で
行う業種によって、必要となる許可があります。

また、この建築業許可を取得するためには、その専門職の専任技術者がいなければいけません。
これには、２つの方法があありまして、技術検定や、設計士の資格を取ること
もう一つは、規定以上の経験年数を持っていることとされています。

さて、
この専任技術者は、管理監督者ですから、現場作業はしないこととなっています。
また、
今度は、労働基準法という法律によれば、各工事において、現場代理人等の専任者を設置することとされています。
これも管理監督者ですから、現場では監督をするのがお仕事となります。

ここで問題ですが、
もしも、１人か２人程度の会社が、建設業許可を取得して、５００万円以上の仕事を受注したとしたら・・・・
この場合には、現場作業をする人がいなくなります。

しかし、労働基準法では、丸投げは禁止とされています。
さてどうしましょう・・・

つまりは、大きな会社でしか、そのような法則はあてはまりません。

私は、施工管理士の資格を取って建築の仕事をしています。もちろん私の廻りにも、建築士を取って建築の仕事を受けている人達がたくさんいます。
一人親方で仕事をすると、管理監督だけでは食べて行けません、

だって、時々官庁工事を見ることがあると思いますが、
あれって、作業している人が１～２人なのに、廻りにうようよと３倍ぐらいの人達がいるでしょ！
あれは官庁工事だから出来るのであって、民間工事であれをしたとしたら、誰も食べて行け無くなります、