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一級建築士製図試験 一級建築士製図試験で近年合格された方に質問です。自分は今年合格見込みで初受験なのですが、エスキースと作図時間に関して大幅に手間取っている状態です。まずは書き終わらさなくてはと作図はS学院で宿題で出されてる量の2倍こなしていますがそれでもなかなか作図スピードが上がらないのです。もし、同じような苦労をされた方、またスピードに関して自身があった方、初歩的な事でも構いませんので何か秘訣やテクニックを教えて下さい。捕捉ですが二級建築士は持っております。お願い致します。
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作図のスピードを上げる方法は次の2つだけだと思ってます 1、1/400の完璧なエスキースを完成させる(断面図含む) 2、作図中に絶対手を止めない 作図が遅い人は、必ず手が止まります その理由としては *エスキースに迷いがある *描く上でのルーティーンが確立されていない 自分でいちばん無駄がないと思う手順を見つけ 通り芯を描いているときは、次の柱のコトを考える 柱を描いているときは、壁のコトを 壁を描いているときは、寸法線… みたいな感じで描いていれば、手は止まりません これが結構、重要なので試してみて下さい もし、手が止まっていないのに遅いのであればゴメンなさい ちなみに私は当時、3平面でも2時間あれば描き上げてました エスキースが遅かったもので、作図のスピードで勝負でした ちなみに、他人が作ったエスキースでは3時間掛かっても描けませんが (分かります?) ついでに、エスキースを完成させるコツは どんなに時間の無駄と感じても、必ずいつも同じ手順で、遠回りするコトです 遠回りするということは、あり得ない可能性まで、全部潰していくコトです 例えば、駐車場や大空間の位置、階の振り分けなど 自分では、×と思っていた場所にも、あえて置いてみる そんな可能性を全て書いて行くと、エスキース用紙の左側はほとんど埋まります 途中で迷っても、全ての可能性が書いてあるので、いつでも戻れます ここが、遠回りなのですが 可能性は全て潰してあるので、自信を持って右側の1/400へ進めます まさに「急がば回れ」です 長くなりました スミマセン(; ̄ェ ̄)
なるほど:5
元N学院で製図を教えていました。いよいよ残り1ヶ月になりましたね。 N学院よりS学院のほうが宿題量が多いといわれてますので、かなり勉強されてますね。 1級の製図はエスキースに時間がかかると作図時間が苦しくなりミスが連発してしまいます。 残りの時間で急激に作図力を上げることは難しいと思いますので、以下の裏技をオススメ致します。 1.エスキースでは縮尺を大きめに書き、開口部の位置や詳細まで書き込んでおく 2.簡単な断面図(または立面図)のイメージをエスキース平面図完了後書いておく 手間がかかるように見えますが、エスキース段階で完璧な寸法・イメージを固めておけば、作図はそのエスキースを正規の寸法で清書するだけになり気持ちが楽に書けます。 中途半端にエスキースを終了し、作図を急ぐと 詳細でつまづきエスキースに戻ると言う精神的に追い込まれる状態になってしまいます。 また、エスキースが詳細に完成できたほど、作図において開口部の止める位置が分かるので、通り芯⇒柱のあと壁の下書きをなしにいきなり仕上げの壁を書き始められ、1工程から2工程省くことができ時間短縮に役立ちます。 これらの手法は、一度試してみないと実感できないので、試験前にトータルの時間を計って試してみてください(^^) 合格をお祈りいたします
なるほど:3
基準線引いたら、エスキス見ないで、手を止めずに書き続ける。書きながら悩むまないようにエスキスを完璧に仕上げる。
昨年初受験で合格しました(Sに通っていました) 私も描くのが遅くて、毎回泣きそうになりながら描いてましたね 長期の人なんてもう、びっくりするほど早くて信じられなくて、私には無理だ…と思ったほどです そこで講師に相談したところ、「真面目に描いていれば、スピードは後からついてくるから絶対大丈夫!それよりもエスキスの基礎をしっかり身につける方が大事!」と言われました そして気づけば実際にスピードは上がっていきましたので、二倍の量をこなしている質問者さんなら、スピードに関してはまず大丈夫だと思います 描き方はSの指導通りやり、プラス自分で工夫していくのが良いと思います 課題文もマーカーでガンガン色分けしていくと、エスキスの時に便利かつ見やすく、見落としにくいですよ (例えば、高さはピンク、面積は黄色、必須の家具等はオレンジなど)
なるほど:2
昨年受かりました。 基本的にエスキスも作図もいきなり早くなる事は有り得ません。 まず初年度の方は、2年目・3年目の人と比べて凄まじいハンデ戦だと思ってください。 レベルが天と地ほど違います。(特に長期クラスとは) 周りを初年度の人たちに囲まれて遅いと感じているのであれば、正直相当キツイです。 Sの講師も長期と短期、1年目と2年目以降では、求めているレベルが違うので褒められても絶対に安心しないで下さい。 あなたのライバルは同じクラスの初年度連中ではなく、この1年間ずっと製図のみを死ぬほどやってきた2年目以降の試験生と理解して下さい。 エスキスは、カテゴリーごとに大体の面積を足して1/400で○で配置していって下さい。 四角できっちり位置配置を確認して、他を入れたらダメでした→やり直し、では時間のロスです。 つまり、全ての室をカテゴリー別にまとめて面積を出し、大外の面積だけ四角で出してその中に○○○で配置して下さい。 全てのカテゴリーが条件に沿って配置できたら、それはもう「全ての室がその状況で入る。面積クリアしている」確証が出来た事になります。 (もちろん、入れる際に若干のテクニックは必要ですが) これは特に細かい部屋が多い時に有利です。 細かい部屋をいちいち初期エスキスで位置決めは止めて下さい。かつ大部屋もざっくり配置が可能、ということです。 判りましたか? 作図に関しては基本ですが、定規の持ち替えは極力少なくして下さい。 あと、作図する順序は絶対遵守して下さい。 いい加減な順番で作図していると、本番で書き残し、書き忘れの可能性が高くなります。 それは致命傷ですので。 あと、基本ですが廊下は極力真っ直ぐ作ってくださいね。 慣れてない人ですとクネクネ曲がりまくった有り得ない廊下を作りますので。(後付け感、丸出しの) 一番最初に言いましたが、飛躍的にレベルアップする近道なんてありません。 Sの2倍の作図をしている、と書いていますが長期で3倍やっている人も居ます。 正直初年度の人は「失格にはならない図面」を書くこと、まずはそれが基本だと思います。 作図レベルが低いので印象はよくないと思いますが、減点項目がすくなれば受かる可能性はあるはずですので。 初年度合格は狭き門ですが、頑張って下さい。
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