解決済み
もちろん怪しいものです。 いわゆるマルチ商法ですから。 この商法は「クチコミ」と称する営業活動により、多段階の販売ネットワークを構成することが重要ですが、儲けが出るほどのネットワークを構築できる人など、ごく一握りです。 例として1人が4人ずつ勧誘して4段階のネットワークを構築したとしましょう。 これでそのネットワークの構成人数は256人です。 ここでまず問題なのが、その人たち全てが4人ずつの「販売員」を勧誘できるか、ということです。 胸に手を当てて考えてみてください。 自分の知り合いに「こんな良い商品があるんだ!君も参加して販売しないか?」と声をかけて何人が賛同するでしょう? 「顧客」では無く「販売員」として活動してくれるのかが問題ですね。 さて256人の販売員を確保できたとして、あなたはその256人の利益の一部を貰えるのでいいのですが、そのネットワークの末端に居る200人近い人たちは、商品を販売してもたいした儲けにはなりません。 となると、その人たちにも自分のネットワークを構築する事を薦めることとなります。 そうすると、その200人の人があなたと同レベルのネットワークを構築したとしたら、5万人近い人数になります。 ちょっとした都市の人口に匹敵する人員です。 ここで問題なのは、「クチコミ」と言う名の個別営業方針です。 個別営業である以上、活動範囲はごく限定されます。 せいぜいが市内と言ったところではないでしょうか? 人口50万人の都市でこのネットワークを構築したとしたら、10人に1人が販売員であるという計算になります。 こうなったとき、顧客はどこに存在したらいいのでしょう? さてこうなると新たな5万人の末端販売員が生れます。 この人たちも稼がなければならないので、またネットワークを構成しようとします。 同レベルのネットワークを構成するとした場合、販売員の数は1300万人近くとなり、日本の人口の10人に1人が販売員であるという異様な状況が発生します。 まあここまで考えれば、ネットワークビジネスがいかに馬鹿げたシステムであるかが、ご理解いただけるかと思います。 常に拡張し続けなければならない商売なんて、必ず行き詰ります。 通常の会社がそうした手法を取らないのは、こうした事を理解しているからです。
全く怪しく感じないですね。仮にあなたがネットワークで儲けたら、怪しく感じますか?
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