現職の陸上自衛官です。 航空自衛隊と海上自衛隊には航空学生という制度があり、高校卒業程度の学力を有する者を対象に年に1回募集をしています。 航空自衛隊の航空学生隊は防府北基地(山口県防府市)にあります。 また、海上自衛隊の航空学生隊(小月教育航空群)は下関・小月基地(山口県下関市)にあります。 どちらも毎年競争率は高倍率で、合格するのはなかなか至難の業です。 海上自衛隊の場合は二次試験で合否が決まりますが、航空自衛隊の場合は三次試験まであります。 この三次試験は航空適正試験で、実際に試験官とレシプロ機(練習機)に搭乗して操縦桿を握ります。 航空自衛隊、海上自衛隊のパイロットは防衛大学校卒業かこの航空学生出身者が多いです。 航空学生の教育期間は6ケ年で、その間、落伍せずにスムーズに行けば24歳で3等空尉・3等海尉に任官し、幹部自衛官として活躍します。 ちなみに、陸上自衛隊は公募での募集はしておらず、部内(陸上自衛官)からの選抜となっています。
なるほど:1
航空学生出身のパイロットが言っておりましたが、「同期(航空学生)でパイロットになれたのが、約半分で残りは途中で課程免除、エリミネートになって退職した、学生時代は、毎日 雨・雪が降らないかと祈っていたと」(飛ばなければ、試験で落とされる事がないので)。 パイロットの資格習得だけを見れば、航空大学の方が取得しやすいと思います、但し、大手航空会社にパイロットとしての 就職は厳しい物が有ります。
自衛隊のパイロットになるコースはいくつかあります。 適性検査などはパイロットについては航大もほとんど同じ程度 といえると思います。 特殊な要因と言えば、戦闘機の操縦についての身体適性など でしょう、航空学生の募集要項等のHPで確認ができます。 航空学生(海上自衛隊、航空自衛隊)はそれぞれ毎年70名 募集があり、高卒以上の方で21歳までは受験ができます。 一般幹部候補生 飛行要員(海上自衛隊、航空自衛隊)につ いては、それぞれ20~30名程度の募集があります。 大卒以上で26歳までは受験ができます。 パイロットになる為の一般的な基準は国土交通大臣が指定する、 医療機関で行われる航空身体検査に合格する事です。 参考URL http://members3.jcom.home.ne.jp/avinet/
これを参考に・・・http://www.mod.go.jp/gsdf/jieikanbosyu/recruit/05.html http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%88%AA%E7%A9%BA%E5%AD%A6%E7%94%9F
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