この会社大丈夫・・？ 潜水士に興味があって海底工事を行う企業に面接に行きました。

Question

この会社大丈夫・・？

潜水士に興味があって海底工事を行う企業に面接に行きました。
直接社長と話をしたんですが、シュッとしていて悪い印象は受けませんでしたが、どこか厳しいオーラをかもし出していました。会社の雰囲気は至って普通で、面接最中の感想は、健康だったら来るもの拒まず！という感じでした。(笑)
待遇面は見習い17万スタートで、それプラス１現場数千円がつく？休日は土日だけど、現場が日本全国で出張が多いため、あまり関係ないらしい。現場作業がない時は会社に9時出勤。社保完備、交通費支給。
内心給料安いと思ったが、アホみたいに悪条件なわけじゃないので頑張ってみようかなと、思った矢先・・・

とてもショッキングな記事を発見してしまいました。↓

『労働安全衛生法違反の疑いで、某海洋建設業者の社長を書類送検。調べで建設会社社長は、昨年の夏、従業員の男性潜水士61歳に、水深52メートルに設置されていた波浪計を撤去する作業をさせた際、水圧の変化に対応させるため定められた時間を3分の1しかとらせなかった疑いが持たれている。その潜水士は減圧症にかかり、3日後に搬送先の病院で死亡。』

この会社、大丈夫か？それともこの業界ではあるあるなの？！

補足

今思い返せば、“車の事故よりは死亡率低いよ！アハハ笑”の社長の言葉が引っ掛かるなぁ…

Answer 1

あなたの応募した会社の記事でしょうか。

潜水夫はそれなりに危険な職業です。
法医学の教科書には「潜水夫病」と言って、潜りすぎて（時間が長くて）亡くなった人の写真が載っており、それはいたましいものです。
だいたい、採用面接で「死亡率」の話なんて、社長さんは交通事故のほうが…と言われても、運転手を採用するとき、そんな話題はしませんからね。
なんで死亡の話をするんですか。死なないように会社が気をつけないといけないのに！
ですから、手当ても高額なわけでして、なり手も少ないでしょう。だから全国出張です。
そして潜水時間も短めにしなければならないわけですが、守らない会社なんてNGです。

どこの会社なら大丈夫かまでは知りませんが、海上保安庁や海上自衛隊の潜水夫の訓練はかなり厳しく、数ヶ月寮生活で身体を鍛えます。
まったくの素人の健康な若い男性を、１から育てるので、確かに健康であれば誰でもできるのでしょうし、工事と人命救助とでは違いますが、しっかり訓練させてくれるシステムになってないところへ、未経験者がいきなり行けるものではありません。

好きこそ上手といいますので、やめろとは言いませんが、手近に会社よりは、きちんと訓練してくれる公務員になって、プロフェシュナルとして一生続け、将来は指導者になるぐらいしたほうがいいように思います。