行政書士は、試験で学ぶ科目と実務で活用する法律がまったく異なります。ここが大きな問題です。 試験科目の中であえて言えば「民法」はすべてのベースとなる法律なので最も重要、その次に大切なのは「会社法」でしょうか。 実際の実務で活用する法律は、取り扱う業務で様々です。 例えば、 ・建設業許可・・・建設業法など ・宅建業免許・・・宅地建物取引業法など ・風俗営業許可・・・風俗営業等の規制及び業務の適正化等に関する法律、各地方公共団体の条例など ・産業廃棄物許可・・・廃棄物の処理及び清掃に関する法律など ・在留許可・・・出入国管理及び難民認定法など ・帰化・・・国籍法など ・会社設立、企業法務・・・会社法、商業登記法など ・相続・・・民法に加え相続税法など ・消費者問題・・・消費者契約法、特定商取引に関する法律など なお、行政書士としての根本的な法律「行政書士法」は心得ておきたいところ。 法律以外にも、企業法務や許認可業務には簿記・会計、税金などの知識も必要ですし、在留許可など国際業務を取り扱う場合はある程度の語学力や依頼者の本国法の知識も求められるものと思います。 その道のプロになる以上は勉強することが多くて大変ですよ。
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