大学に研究者として残ることについて

Question

大学に研究者として残ることについて理系の大学二年生です。遺伝学に興味があり、このまま研究をしていくのが夢です。
大学に残ることはとても大変だ、とよく聞きますが、具体的にどう大変なのか教えてください。

Answer 1

大学の先生というのは単純に教授になれるかどうかだけではなくて、一定期間毎に研究成果を国や学校に提示し、審査を受けます。助成金など貰っていて成果が出なければ打ち切りだってありえます。教授が権威があり、助手として働くことができても、先生が退官になる際に一部の人間しか残れないことも多く、能力が低ければ私立や地方に移動したりなどもありえます。

まあ旧帝大とかなら、研究者としては生きていけるかもしれませんが、それだも出身大学に定年まで残れるのは半数もいないと思います。

Answer 2

研究者として…とは？

要するに 大学教員になりたいという事なら、そもそも求人が少なくきわめて狭き門です。

団塊世代がたくさんいて頭うちなせいで、50過ぎても教授になれない方が知り合いにも多数いらっしゃいます。

大学では研究だけでなく、教育はもちろん運営にもかかわります。講義や会議にもたくさん時間をさかれます。

純粋に研究をしたいならば、企業の研究部門がいいかもですね。

もちろん教育、研究に対する資質と実績も必要です。

現実をしっかり分析して目標を設定してください。

Answer 3

やっぱり、初期の収入の面でしょ。五十年前なら、大卒から助手とか、博士課程から助教授になるというのは珍しくありませんでした。今は、博士課程からでも助手になれない人もいます。どこかの私大の非常勤講師をしながら生活する人も多いです。成績悪かった同級生が就職して、年収七百万くらいになってたりするわけですからね。

Answer 4

大学院重点化による定員増もあり博士号取得までは
問題ありませんが、大学の正職員の口が少なく、それ
までのポスドクの期間が長くなり問題となっています。