解決済み
建設コンサルタントとはどのような仕事をするのでしょうか?? あと、建設コンサルタントに必要な能力とは何でしょう??
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一般的には、国・県・市などの公共機関、及び民間の発注する仕事を行います。 「地質調査業務」、「測量業務」 「土木関係建設コンサルタント業務」 「建築関係建設コンサルタント業務」 「補償関係コンサルタント業務」 の5業務に分類されています。 建設コンサルタント業界の大部分を占める土木関係建設コンサルタントでは 設計業務として、構造計算、設計図、工事数量作成などの作業を行います。 主として土木工事の基礎資料作成です。 役所や関係機関との協議、比較検討などもあります。 通常の設計では CAD、エクセル、ワード等を扱うことが多くパソコンを扱う能力は必要不可欠です。 また、技術的に奥が深く、業務によっては応用力が必要とされるため 日々の勉強・努力も重要です。 建設コンサルタント会社の規模によって作業内容も大きく異なると思います。 最後に 年末や年度末の多忙な時期には、残業がとても多いです。 体力や忍耐も時には必要です。
建設コンサルタントには国内・海外の2部門があります。 国内部門の業務については、先の回答者さんが答えられているので、私は海外部門についてお答えします。 海外部門の仕事のほとんどが、日本政府が行う途上国への開発援助(ODA)関連の事業です。仕事の内容から「開発コンサルタント」と呼ばれることもあります。扱う案件は、道路・橋梁、発電、灌漑、上下水道、空港・港湾などの社会インフラの整備事業がほとんどです。 仕事内容は、国内部門が主に設計のみを扱うのとは対照的に、海外案件では、案件形成から始まり、実現可能性調査、基本設計、詳細設計、施工管理、運営管理と、プロジェクトの始まりから終わりまですべてをカバーします。 また、あまり知られていませんが、国内部門との大きな違いとしては、工事期間中に、コンサルタントが「第三者技術者(ジ・エンジニア)」という立場になり、発注者と建設業者の間に入って技術的調整&決定を行う役割があります。 この「第三者技術者(ジ・エンジニア)」が担う業務には、高度の専門性と豊富な経験が必要とされ、時には工事全体の成功を左右する重要な決定を行うことも含まれますので、いわゆる「建設コンサルタントの腕の見せ所・醍醐味」、とも云える部分です。 「第三者技術者(ジ・エンジニア)」を活用する工事形態は、海外の案件で一般的なのですが、日本ではまだ導入されておりませんが、やっと日本でも、導入しようかという動きが近年出てきました。 http://www.decn.co.jp/decn/modules/dailynews/news.php/?storyid=201102210815001 この制度が導入され、コンサルタントが国内のインフラ事業においても「第三者技術者」の立場を担うようになれば、建設コンサルタントの活動範囲も大きく広がり、今まで以上にやりがいのある仕事となることは間違いありません(その分、気苦労も増えるでしょうが、、、)。 今後の成り行きに期待したいところです。 また、海外の建設コンサルに必要な能力というか、資質についてですが、一言で云って「元気なこと」だと思います。胃腸も元気、足腰も元気、精神的にも元気ハツラツ、前向きで積極的に異文化の人と係わることが出来る元気な人柄、などなど。。。 活動場所が治安&衛生状態の悪い途上国ですし、一緒に仕事をするのも異文化・異なる思考回路を持った人達ですので、ただ単に「仕事のデキる人間」であれば良いという訳にはいきません。 もちろん、専門知識のほか、英語力なども必要となりますが、これは会社に入って必要に迫られて勉強していくうちにある程度身についてくるものだと思いますので、資質としてそれほど重要視する事はないというのが私個人の意見です。
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