殉職された警察官の階級特進について教えてください。

Question

殉職された警察官の階級特進について教えてください。新聞などで警察官の殉職の事件を扱っているときに、２階級特進して警部補になったなどという記述があります。

殉職された事に対して、名誉的な意味で階級を特進させているというのはわかるのですが、現実的な問題として、退職金（？）など遺族の方に有利になるような事がこの殉職後の階級特進によって発生するのでしょうか？

どなたか詳しい方、教えていただけますか？

Answer 1

階級が上がれば当然給料（基本給）も上がります。
例えば巡査が殉職すれば、警部補になりますが、その基本給の差額が1万円あったとして、退職金が基本給の20ヶ月分だとすれば、退職金がその分、20万円は上乗せされることになるでしょう。
もっと年上の勤務年数が長い人で、例えば、警部補で殉職し警視になったとすると、基本給は4万円位あがることもあり、退職金の月数も40ヶ月分位になることもあるでしょうから、その差額は160万円にもなります。
でも、いくらお金をもらっても生き返ることはないので、やはり、お金より命が戻ってくる方が遺族にとっては嬉しいでしょうね。