解決済み
建設会社(いわゆるゼネコン)の競争入札 会社の規模・取り扱い量により 単価の差は多少あるにしても、何故 大きな金額差 が出るのでしょうか?場合によっては2割・3割とか・・・ 単なる戦略の違いによるものでしょうか?でも赤字にならないのですか?
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理由は様々考えられます。 まず一つは日本の建設業界は競争原理が働きにくいので建設費が高止まりする傾向があります。 その点で、特に大手であれば1割か2割程度価格を下げても十分に利益の出るレベルにある場合もあります。 それから技術力についてですが、下記のサイトにあるようにゼネコン間での凄まじい差はないようです。 スーパーゼネコン(大手ゼネコン5社) http://www.geocities.co.jp/Technopolis-Jupiter/1750/#superzenecon しかしながら、得手不得手がありますし、価格競争力で多少の差は出てきます。 例えば、土木型或いは建築型の違いとか、大規模な物件を得意とする或いは小規模な物件を得意とする、など個々の企業で差がありますし段取りの良し悪しでも当然差が出ますから企業によっては1割程度のコスト差が出てきても不思議はありません。 また、「この物件はあまり儲からなくても取りたい。場合によっては赤字でも取りたい」という物件もあります。 例えば、超巨大プロジェクトなどで宣伝になるとかノウハウの取得に役立つなど副次的効果が望めそうな物件においては多少無理してでも取りに行く場合があります。 それらをすべて合わせるとかなりの差額を生じる場合もあると思います。
なるほど:2
ゼネコンは決して赤にならない。 泣くのは下請け、孫請け、曾孫受け~~~~~泣
失礼します。 発注者及び工事規模によりけりです。 官公庁の大型物件(せめて最低制限価格無し)で有れば、ゼネコンの考え方や、購買力でかなり変動しますし、赤字覚悟か、下請け泣かせか、何れにしても、場合によりけりです。 中型物件(最低制限価格有り)なら、積算の間違い(発注者、応札者共)による原因が大半です。 民間(電力、ガス、高速道路も併せて)の発注者ならば、戦略的受注が有ります。特に電力やガス等は、完成後のメンテナンスが、後々に赤字を解消して貰えます。 一時期、電機メーカーがハード多数台及び、基本ソフトの物品入札で、1円応札が横行していましたが、此と同じ打算です。基本にさえ、独自ノウハウを組み込めば、後々のメンテナンスが専売に成るので、十分な利益が見越せる訳です。
GCの人間です。会社によって、その入札物件への取組みに違いが出るからですね。公共工事を主とするGCであるならば年間の受注高が査定対象となり(経審)、入札権利を受ける事が出来るレベルにあるかどうかの判断材料にされてしまうので、ある規模の物件になると赤字覚悟であっても売上を上げるために突っ込んだ単価で取りに行く場合があります。ただし大手のGCの場合、その他民間工事などで利益を上げているので赤字で受注した分の下請けへの補填をしているのも現実です。結論的には、その現場は赤字で下請けさんも厳しい単価で仕事をせざるを得ませんが、トータル的にはGC(元請け)も協力業者(下請け)も、それなりに潰れないように調整して物件の受注にこぎつけているというのが実態です。
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