施工管理とは

Question

施工管理とは私は今年から地元のゼネコンに就職します。
施工管理とはおもにどのような仕事なのでしょうか？
休みも取れず大変だと聞くのですが・・・
決して楽な仕事をしたいとか休みたいわけではなく、
これから働くうえでどのような心構えが必要かとか
アドバイスをいただけるとありがたいです。よろしくお願いします。

Answer 1

まぁ世間一般で言われる｢現場監督｣です。
仕事内容は、発注者から請け負った工事目的物を工期内に
完成させ引き渡す事だけど、その上で工程管理、安全管理、
品質管理、原価管理などをしなければなりません。
具体的な業務としては、発注者との打合せや書類作成、現場で
下請業者への指導・監督などがあります。

工期内に完成出来なければ契約違反になりますし、工事中に
労働災害があれば業務上過失致死（致傷）などに問われる
こともあります。
こういった事があった場合、会社のイメージダウンは勿論ですが
公共工事の場合は指名停止などの処分もあります。
会社が指名停止になった場合、公共工事の入札に参加出来ない
ので工事受注も出来ず、売上にも影響が出ます。

また工事を完成させて発注者に引き渡し出来ても、その工事が
赤字なら会社としては損失ですよね。
だからお金の管理も必要になってきます。

就職されるゼネコンが公共主体なのか民間主体なのか、また
土木系なのか建築系なのか分かりませんが、仕事は忙しいと
思いますよ。
毎日深夜までの残業、休日出勤も当たり前のようにあります。

最初は先輩の補助的な仕事を任されると思いますけど、経験を
積んでいずれは現場代理人として1つの現場を任されるように
なっていくんじゃないですか。
会社としてもそうなって欲しいと望んでいると思いますよ。

補助者として現場に携わるのと、現場代理人や監理技術者で
現場に携わるのとではプレッシャーのかかり方が違います。
それだけ現場代理人や監理技術者は責任が重いですから。
その分、工事が無事に終わった時の喜びや達成感もあります。
これから頑張って下さい。

Answer 2

いわゆる現場監督です。
仰る通り休みも取れず大変です。
単純に時給に換算して計算すると決して得な仕事ではありません。
「大手では年収一千万円程度貰える」という話もありますが、それは上位５社のスーパーゼネコンの４０代前後の社員であり、下記のサイトを読むと施工管理要員の待遇が必ずしも良い訳ではありません。

ゼネコン社員の年収
http://www.geocities.co.jp/Technopolis-Jupiter/1750/kensetsu.html#zeneconshainnonenshuu

これからもその状況に大きな変化は恐らくないでしょう。
なぜなら、特別に優秀な理数系の頭脳や高度な資格がなくても体力さえあれば高卒（或いは中卒）でも勤まる職業だからです。
極めて過酷でもそれなりに志願者はいるのです。

ですから、まず「損か得か」と考えているような人がやるべき仕事ではありません。
好きでないなら、やるべきではない。

それから施工管理の仕事に就職した場合を考えましょう。
「これから先続けるべきかどうか」だらだらと迷ってはいけません。
迷ったらすぐやめなさい。
現場監督は潰しが利かない仕事だから時間が経つほど転職が困難になります。
逆にやるつもりなら、一生やるというつもりでやって下さい。
中途半端はいけませんから、どちらにするか早めに決断しましょう。

Answer 3

東証一部のゼネコンに入社（一年目）したものです。自分が一年間経験したことを話します。（土木）
上司の手元をやり倉庫から、道具を持って来るのがほとんどで道具などの名前を覚えることが多かったです。
あと毎日、朝礼を行います。
コミュニケーションを取るために、怪我しない程度に作業員の手伝をしたりしました。
感想として、監督らしい仕事は全くやってませんでし、不慣れで行動が遅く毎日怒られてました。最近は、だいぶ仕事が増えてきました。
入社前はインターンシップに参加したり、ネットでゼネコンのことを調べつくし覚悟しましたが、正直、毎日辞めたいと思いつつ仕事してます。
一応、アドバイスというか一年間の感想です。