解決済み
むかしの司法試験と公認会計士を比較した場合、公認会計士は高校生でも受験できるが司法試験は大学教養が必要でした。 この違いについて整合性ある説明をお願いします?
管轄官庁がちがうから、というのはなし。国家単位からみてください
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旧司法試験に高卒も受験できました。 大学卒業者には、第一次試験に相当する教養試験が免除されて、第二次試験の短答式試験からのスタートでした。合格者は、年間500名ほどでした。 一方、高卒は、教養試験から受験しました。ただし、教養試験といっても東大入試レベルの難度の高いものでした。ですから、高卒で教養試験合格は、まずムリでした。 戦前の高級官僚の採用試験であった高等文官試験に相当する試験であった名残でしよう。 1923年以前の日本においても、判事・検事・弁護士を統一した法曹資格試験はありませんでした。裁判官と検察官の候補生である司法官試補(現行法の司法修習生に相当)の採用試験である判事検事登用試験と、弁護士試験が別個に行われていました。1923年の両試験廃止から1949年の旧司法試験開始までは、「高等試験司法科」が統一された法曹国家試験でした。
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