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法務局職員の転勤について

法務局職員の転勤について過去に霞ヶ関に5年以上在籍し、現在転勤で大阪の法務局で勤務されている方がいるのですが 法務局で勤めている方に聞いたところ近畿2府4県くらいの移動しかないと聞きました。 そこで疑問なのですが・・・ ①本来、キャリアと呼ばれる国家Ⅰ種を取得の人達は各地を転々としながらも 霞ヶ関へいずれ戻り、栄転していくのでしょうか。 ②キャリア組の事務次官になれないと分かった時点で、地方の法務局へ希望を出せるものなんでしょうか。 ③法務局で働いている人達は、国家公務員ですよね。 国家公務員は地方公務員のように地方だけの転勤という訳にはいかないんでしょうか。 知っている方がおられましたら、どんな情報でもいいので、教えて頂けるとうれしいです。

補足

特にキャリア(Ⅰ種)は管区(ブロック)ごとに法務局(全国8か所)を転々とするんでしょうか。

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回答(1件)

  • ベストアンサー

    順番に書いていきますね。 まず、法務省は他省庁と異なり、Ⅰ種採用者は本省の幹部候補ではない、ということを理解してください。 他省庁では、Ⅰ種採用者は、局長など最高幹部に登用される可能性がありますが、法務省では、事務次官や局長ほか、主要幹部は「検事」が就任します。そのため、Ⅰ種採用者は、特定分野の幹部候補(入国管理局や矯正局など)として採用が行われています。 一方で、Ⅰ種採用者は全体からみると少数でしかありませんので、本省には、全国各地で勤務する職員(Ⅱ種・Ⅲ種・法務教官、刑務官、入国警備官)が、出向・選抜できています。法務省だけでなく、他省庁においても、本省勤務者の大半は、このように出向したり、選抜されてきている人です。 ところで、法務省のⅠ種採用の人は、採用された分野における幹部候補として、全国を転勤する形になります。そして、本省勤務をすることもあるでしょう。 このようなわけで、最初から事務次官に就任する可能性がないことが分かっていますし(そのため、有名校のⅠ種合格者は、法務省への就職を避ける傾向がある)、特定分野において採用されることも最初から分かっています。 そして、異動については、勤務希望地の希望をだすことはできますが(人事異動の意向調査は必ずある)、希望がとおる保証はありません。この点は、どこでも同様です。 法務局職員は国家公務員ですが、最近では、窓口業務を派遣会社に委託するようになっていますので、窓口等で働いている人が、すべて法務局職員というわけではありません。 なお、法務局職員(Ⅱ・Ⅲ種採用者)の異動エリアは、採用された法務局ないし地方法務局管内(要するに県内)にとどまることが多いです。広くても、ブロックの範囲内まで。ただし、上級幹部は全国異動があります。

    なるほど:4

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