もう入学が決定している時点で、心配されてるんですね・・・ もう少し調べられてからのほうが良いと思いますよ。特に、専門学校の場合は。 入学金納めてしまってからでは、遅いですがね。 まずは、「実習とかで指導者との相性があわないと苦労すると聞きました。実習で挫折する人が多いとか... 」 残念ながら、ご心配されている通りです。 作業療法士や理学療法士は、専門学校の乱立により有資格者が増えました。現在飽和状態になりつつあります。 専門学校は、入学は易しく、出口が厳しく、その分、偏差値が低くても入れる学校が増え、質の低いOTR(作業療法士)が増えています。そのため、指導力の欠けた指導者が増えたため、学生との間にトラブルを起こす指導者が増えているのが現状です。 実習だけに限らず、作業療法士は精神分野にも関わりますので、特に変わった教員も非常に多いです。 人間的に稚拙な教員、感情的に接してくる教員、パワハラやセクハラ、えこひいきなども存在します。完璧な人間なんて、どこの世界にもいませんけどね。そういう世界+立場の弱い学生の狭間で、モチベーションが低下し、挫折する人は非常に多いです。 大学の場合は、入学が難しく、偏差値が高く、歴史もあり、実習地も充実しているため、ストレートで行く人が多いですが、専門学校の場合は、入学のし易さから、たとえば3年制で30人入学したとして、1学年で勉強ついていけず途中で2,3人脱落、進級出来ず3,4人留年、2学年では評価実習がうまく行かず、2,3人留年、3学年までは普通に上がれたとしても、問題の実習で5人脱落、実習合格したとしても、卒業試験で合格出来そうにない者は、留年させるなど、合格率を限りなく100%に近づけるために振いにかけられます。そのため、30人入学したとしても、ストレートに卒業した者は10人以下だったりするとこが非常に多いです。 専門学校の場合、大学とは違い、歴史が浅く、また実習地の確保が難しい学校もあり、実習地がないから留年というケースも 中にあったりするようです。 もう入学が決定されているなら、しょうがないですが、学校選びには慎重を要したほうがいいと思います。 歴史はどのくらいか、実習地確保に問題ない学校か、留年率、退学率はどのくらいか、国試合格率はどのくらいか等。 ご子息は、色々な視点から事を物を考え、今の現状を把握した上で、それでも厳しい世界に挑む志があるかどうかを確認されたほうがいいですよ。何分授業料は、高額ですから。 ただ就職に有利だから資格を取りたい、単に作業療法士の仕事が面白そうだからといった不純な動機だけでは、絶対失敗します。 医療系は、肉体労働、接客業ですので、それに耐えうる耐久性、精神力、誰とでもうまく人間関係を築ける柔軟性、協調性全ての要素が備わっていないと厳しい職業です。 確かに、医療系資格は不況に強いです。今どの業界も不況の波で、雇用情勢悪く、正社員になるのは厳しい時代。 医療系の場合は、預貯金率の高い高齢者相手の商売ですので、まだ需要はある半面、これからの時代は飽和状態、就職難、リストラも十分ありうる業界でもあります。 夢を見るのはいいことですが、ご子息にそれだけのリスクを背負える能力があるのか否か、見定められることを推奨します。 まだまだ書き足りないことや知ってもらいたい現状は、たくさんありますが、後は2チャンネルなど見て参考にしてください。 質問内容と大幅にずれましたが、ご容赦を^^
なるほど:4
作業療法士です。 そうですね、ご心配ですよね。 ただ、医療職の実習は基本的にどれもかなり辛いものです。 その中でも作業療法・理学療法の実習が過酷であると言われるのは各実習地に大体は1人で放り込まれるからです。そこで人間性を全否定されたりすることも確かにあります。しかし、実際に資格を得てから現場に出たときにバイザーはこのことを言っていたんだなとわたしは思いました。 本当に大変で責任ある仕事です。 実習と言うのは学生とはいえ実際の患者様の人生の一端を担うことになるのです。厳しい事を言われるのは当たり前だと思うべきだと思います。 ご両親が出来ることは実習に行っているときに辛そうにしてたら話を聞いてあげて下さい。あとは息子さんが1人で頑張っているのを見守ってあげるべきだと思いますよ。 何よりもまだご入学もされてないのですから今は受験を無事に切り抜けた息子さんを労ってさしあげて下さいね。
なるほど:2
まだ作業療法士ではありませんが、作業療法学科4年に所属する学生です。 学生として実習を経験した立場から書き込みをさせて頂きます。 まず、実習で指導者の先生と相性が合わないと苦労する、という点ですが、これは残念ながらその通りだと思います。 私も、複数経験した実習の中で、合う先生と合わない先生で、実習中の精神状態や進行にかなりの違いがありました。 ですが、これは仕方のない事だと思います。 実習指導者も人間、学生も人間ですから、お互いに合う・合わないがあるのは当然です。 それでも、なんとか折り合いをつけて関係性を築いていくものですし、厳しい事をいえば(学生の分際で偉そうですが…)それが出来ない人間は作業療法士の適正がないという事だと思います。 作業療法士は『人』を相手にする仕事ですから、対人関係、コミュニケーションスキルは絶対に必要不可欠だと考えますので。 また、私の経験では、合う・合わないは当然あるとしても、それで『嫌い』とか『お気に入り』だからと評価(点数)に差をつけられたり、理不尽な扱いをされたという経験はまったくありませんでした。 確かに、厳しい指導を頂く事も多く、実習中は何回も挫けそうになりましたし、自分は作業療法士には向いていないのでは…と辞める事も考えましたが、実習を終えた今となっては、あれほど充実していた毎日は他にはないですし、学生としてだけでなく、人間として成長させて頂いたと思っています。 『厳しさ』という点でも、先生方は作業療法士の後輩を育てるという想いで接して下さるからこそ、厳しい指導を頂いているのだと思います。 つまり、作業療法士という『人』を相手にする仕事であり、下手をすれば、その『人』のその後の人生を大きく変えてしまいかねない職業だからこそ、それだけの厳しさや想いを持って指導して下さるのだと思いますし、決して“理屈に合わない厳しさ”ではないと思います。 ですが、実習を機に作業療法の道からドロップアウトしてしまう学生が多いのも現実です。 私の周りでも現に数名いましたが、これは単純に指導者との問題だけでなく、実習を通して現実を知った事で、様々な事を考えたのだと思います。 そこに関しては、私は経験がないので何も申し上げられませんが…。 長々と乱文を書き連ねてしまいましたが、結論としては、実習は非常に厳しいけれども、決して理不尽なものではないし、本気で作業療法士になりたいと想う気持ちがあれば、必ず乗り越えられます。 親御さんとしては心配でしょうが、信じてあげてください。 少々私の気持ちが暴走してしまい、偉そうな事を長々と書いてしまいましたが、少しでもお役に立てれば幸いです。 乱文を失礼致しました。
なるほど:4
作業療法士の大学を休学している者です。長期(8週間)の臨床実習で実習やレポートなどが自分の能力ではうまくできず、挫折しました。辞めようと思っています。 想像以上に実習は厳しいです。指導者との相性が合わなくて苦労した友達は実際いましたし、実習が終わって3人、学校を辞めました。 指導者の中にはとても厳しい方がおられますし、逆にとても優しい方もおられます。ですが大半の人が苦労しながらも普通に実習を乗り越え、普通に作業療法士になっていきます。 自分は挫折したんですけどね(笑) 実習が厳しくても自分は作業療法士になるんだという強い気持ちがあれば大丈夫だと思います。 自分には作業療法士になるんだという気持ちが足りなかったようです(笑) なんとなく資格が取れて、将来が困らないからという理由では入学しないほうがいいですね。必ずどこかで(勉強、実習など)苦労しますね。 最後に。 今となっては作業療法士になりたいとは思わないのですが、作業療法士という職業は大変すばらしい職業であることには違いありません。 息子さんが将来、立派な作業療法士になられることを願っています。
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