1.取りやすい順と言うのは、本来、ありません。 結構勘違いしている人が多いのですが、これらの資格は「法律隣接職」とはいっても、「方向性」がまったく違うので、本来、比べる事自体ができません。 「陸上」で「走り幅跳びと走り高跳びと100m走、どれが一番、簡単でしょうか?」と聞いているようなものです。 資格取得のために挑戦する人数、資格の向き不向き、受験者の質そのものが全部異なりますので、単なる合格率比較も意味がないでしょう。 よく、「○○がとりやすい」などと言う人がいますが、それは「その人には向いていた」か、実態をみずに単なる合格率や受験者数、後は口さがない批判や根拠の無い口コミなどで言っているだけです。 「受かる人は、16歳でも公認会計士に受かる」 そのようなものです。 ただ方向性としては 税理士が、「税務・会計等」を中心とした視野 (数字の計算、経済などが得意) 社会保険労務士が「社会保険・雇用保険等」、労働・社会系の視野 行政書士が「一般法務・行政全般」の総合的な視野 が要求されます。 幅広く、様々な知識をまとめあげる能力が高いなら行政書士。 知識を深く一分野に特化して学ぶ能力が高いなら税務・会計系(税理士)か社会保険系(社会保険労務士)、登記法務系なら司法書士というところでしょう。 後、一応、税理士は行政書士の「上位資格」として位置づけられているので、税理士を取れば行政書士を同時に取得できます。 (とはいえ、「原付免許が付属するから」といって「普通免許の人間は必ず原付バイクを問題なく乗りこなせる」という訳ではないように、税理士だから行政書士業務を問題なくできるという訳でもないので、資格としては「上位」ですが、実質は別物なのですが) 2、どれも、自分の向き不向きと効率的な勉強方法が必要です。 下地として基礎部分ができているなら(例えば、税理士なら大学で簿記会計論や税務論が、社会保険労務士なら「労働法」、行政書士なら「民法・行政法」など)が頭に入っているなら、1~2年あれば合格します。 無い場合は、最初からですので、通常、2年以上必要でしょう。 とはいえ「自分にあった効率的な勉強」ができれば、1年以内の合格も数少ない可能性ですがあります。 また、向いていないならばどれだけ勉強しても受かりません。 資格予備校などのサイトで過去問を見比べて、「自分に向いた」資格試験を探されるのがよいと思います。
必要勉強時間を鵜呑みにしてはいけません。他の回答者が労務士資格の必要勉強時間は600時間と書いていますが、最低でも倍は必要です。某予備校の合格者アンケートで、東大京大卒業の人達でさえ平均勉強時間は全員1000時間以上でした。 税理士にいたっては、官報合格までの平均年数が8年というデータがあります。とにかく行政書士以上の資格はどれも死ぬ気で勉強しないと合格できませんよ。
社会保険労務士は600時間ぐらいと言われていますが大体あっているようですね。
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