バラスト水のことですね。バラスト=船底に積む重し。石油タンカーだけでなく貨物船など荷を運ぶ船は殆どバラスト水を積みます。これらの船は荷物を積むように設計されているので積まないときは①船の海上に出ている部分が高くなるので高い波など受けると転覆し易くなるのを防ぐ。②高いと自分の船に視界が妨げられ近くの小さな船が見えなくなるので衝突の危険が大きくなるのを防ぐ。③スクリューが海面近くになり効率が落ちるのを防ぐ。目的で積み込みます。水はお金が掛かるので海水を積み込みます。積み込むのは特定のタンクで船種により満杯に積んだ時の貨物の重量に対しコンテナ船で30%、石油タンカーで40%、LNG船で80%だそうです。当然、石油なりの荷物を積み込む時はバラスト水を海に放出しますが、油が混じっていて海を汚したり、水中生物が或る海域から従来その生物がいなかった海域に持ち込まれたりするので様々な規制も行われ最近新しく造る船には処理装置を備えるように規則ができました。大昔は水ではなく石を積んでいました。バラスト石ですね。
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