通関士の資格を持っていない人は通関業務に携わる時どこまでの作業ならしてよいのですか？

Question

通関士の資格を持っていない人は通関業務に携わる時どこまでの作業ならしてよいのですか？どこからどこまでの作業を「資格を持って税関登録をしている人ができる作業」なんでしょうか？

そもそもNACCSを立ち上げる時にパスワードが必要になると思うんですが
その時点で資格を持っている人しかできない作業ですか？

事前申告は資格がなくて良いけど本申告は資格がなくてはダメなど
ご存知の方教えてください。

試験に合格し税関登録した人は番号を与えられると思うんですが
実際どの段階で使うんでしょうか？？

Answer 1

・通関士の主な仕事は通関関係書類の作成です。実際に窓口で対応するのに通関士資格は必要ありません。通関は税関が窓口なのですが窓口対応や検査立会いは現在ほとんどアルバイトが行っています。書類上の疑問点やどうしても書類作成に携わった人でなければ分からないといった場合は通関士が対応に当たります。
・NACCS業務は通関士が行うわけですがパスワードは税関が交付します。また、そもそもNACCSを扱う業務は「通関書類作成業務」なので通関士しか行えません。
・事前申告にしろ本申告ししろやはり「通関書類作成業務」に当たるので通関士資格が必要です。
・通関士試験に合格すると免状と番号が付与されるわけですが実際の業務にはなんら関係がありません。先に申し上げたようにNACCSに使用する番号等は税関から与えられるもので免状とは関係ありません。